Hello! SOEJIMAです。
本日公開された「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2020.7」で、『天穂(てんすい)のサクナヒメ』が2020年11月12日(木)に発売されることが発表されました。
サクナは人間たちと共に、鬼島へ向かう
武神(ぶしん)と豊穣神(ほうじょうしん)を両親に持つ主人公「サクナ」は、家の財産を食いつぶして、ぐうたらな生活を送っていた。ところがある日、神界に迷い込んだ人間たちを都に侵入させてしまった上、主神への献上物である米の備蓄を、全て台無しにする失態を犯してしまう。
罰として、獣の姿をした鬼が支配する「ヒノエ島(通称:鬼島)」の調査を命じられ、サクナは人間たちと共に泣く泣く島に渡るのであった。
農具と伸縮自在の羽衣を使った爽快アクション
『天穂のサクナヒメ』はヒノエ島を舞台に、農具と伸縮自在の羽衣で闘う爽快なコンボアクションと、日本古来の米づくりを再現した稲作体験が融合した、とってもユニークな和風アクションRPGです。
鬼島の調査を命じられたサクナは、手にした農具で繰り出す「武技」と伸縮自在の「羽衣」を使いこなしながら進むのですが……この羽衣アクションがとにかく気持ちいい!
離れた場所への移動はもちろん、敵の後ろを取ったり、引き寄せて投げ飛ばしたり、武技と組み合わせることで、流れるようなコンボだって可能。武技も羽衣も、それぞれ好みの技を熟練させていくことで、オリジナルの戦術やコンボを極めていくことができます。
とにかく使い心地が抜群だから、ただアクションしているだけでも楽しい!
ステージ中には特殊なギミックや、探索要素も盛りだくさん。そして時に立ちはだかるのが、獣の姿をした鬼たち。こんなに可愛らしいサクナですが……農具と羽衣をぶん回して、巨大な鬼をぶった切る様は豪快かつ爽快!
徹底的にこだわった米づくり体験
そして、本作の醍醐味は他に類を見ない深さで作りこまれた「米づくり」。豊穣神の子であるサクナは、自分で作る米の品質や量に比例して能力が成長します。米は田植え、育成、収穫の工程を経て作られるのですが……その工程の再現具合が本当に細かくて驚きました。なんと、全部で11工程もあるんです!今回は各工程をざっと紹介します。
田植期
田起こし→種籾(たねもみ)選別→育苗(いくびょう)→田植え
育成期
田んぼへの水やり&肥料&田んぼの草抜き
収穫期
稲刈り→稲架掛け(はさかけ)→脱穀→籾摺り(もみすり)
このように、各工程には米の品質を左右するポイントがしっかり用意されていて、経験を積み学んでいくことで、徐々にいい米が作れるようになっていきます。加えて、あまり知ることのなかった日本の米づくりの文化を知ることもできるし、なにより、お米って本当に手間暇かけて作られているんだな……と改めて実感できます。まるで社会科の授業にも使えそうな、徹底した稲作体験を、ぜひ堪能してください。
それにしても、ここまで米づくりを再現するゲームは見たことなかったです。一体どんな方たちが開発したのでしょうか……? 今度はぜひ、開発者さんのお話も聞いてみたいですね。
『天穂のサクナヒメ』は2020年11月12日(木)発売予定ですので、お楽しみに!
さらに今回は、本作の魅力あふれるアートワークを140ページ以上に渡って収録した「彩色画集」がセットになった『彩色画集付限定版』も同時に発売されます。興味を持たれた方は、こちらの詳細をぜひご覧ください。
それではみなさん、よいインディーライフを!
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