Nintendo Switch『君は雪間に希う』の発売日が2021年7月29日に決定。原作・プロデューサーのハライチ 岩井勇気さんからのメッセージも。

  • この記事をシェアする

株式会社ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人ハライチの岩井勇気さんと、アイディアファクトリーさんが展開する女性向けゲームブランド「オトメイト」さんがコラボした新作ゲーム『君は雪間に希う』(きみはゆきまにこいねがう)が、Nintendo Switch向けに2021年7月29日(木)に発売されることが発表されました

オトメイトさんといえば、いわゆる「乙女ゲーム」と呼ばれる恋愛アドベンチャーゲームが有名です。「乙女ゲーム」とは、一般的にプレイヤーが女性の主人公を操作し、ゲーム内に登場する男性キャラクターと恋愛関係を築くのが特徴です。近年はその物語性や繊細なキャラクターの描写、ゲームとしての奥深さや展開の面白さなどから幅広い注目を集め、人気が拡大しています。
そして今回、普段から乙女ゲームをプレイし、その魅力を発信されているハライチの岩井さんとオトメイトの夢のコラボが実現した乙女ゲームが、『君は雪間に希う』なのです。

あらすじ

時は享保元年。
八代将軍・徳川吉宗が江戸を治めることになった世。

江戸の町では、異形の化け物による事件が多発しており
町民は度重なる事件に不安と不満の声を漏らしていた。

そこで徳川幕府は町の治安維持のため
密に異形を取り締まる組織「御庭番」を設けた。

それから季節が巡り――享保十一年。

江戸から遠く離れた村に特別な力を持つ一人の少女が暮らしていた。
彼女が「黒い糸」を見た場所では必ず禍が起きる。
不気味がった村人たちは、雪が降り積もる山奥へと少女を追いやった。

そんな彼女の元に御庭番と名乗る青年が現れ……。

これは一人の少女と「人ならざるもの」たちが出会い、愛を知る物語。

ゲームシステム

道具に魂が宿り形を成した存在【形人】(かたちびと)や、【宵禍】(よいか)と呼ばれる化け物、そしてそれを倒すために人為的に生み出される【奇虚】(きこ)――。主人公であるあなたは、そんな「人ならざるもの」たちが存在する和風ファンタジーの世界の中で、様々なキャラクターと出会い、交流を深めていきます。
シーンによっては選択肢が提示され、その選択によってストーリーが分岐することも。あなたの物語がどのようなエンディングを迎えるかは、あなた次第です。

キャラクター

物語の中で主人公が出会うことになる6人のキャラクターをご紹介します。
あなたが重ねる選択次第で、彼らのうちの誰かとエンディングを迎えることになります。ぜひ、気になるキャラクターとの恋愛エンドを狙ってみてはいかがでしょうか。

ハライチ岩井勇気さんからのメッセージ

今回、本作に原作・プロデューサーとして携わるハライチ岩井さんからメッセージをいただきました

岩井さん

 僕はオトメイトさんの作品を中心に(『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~』『ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑奇譚』etc.)、今までプレイする側として乙女ゲームに触れてきましたが、今回乙女ゲームとはどうやって作られているのかをプロデュースを通して初めて知ることができました。作品のストーリー、絵、音楽、音声を、その道のプロが繊細に作り上げる過程を見ていると、プロデュースと言えば聞こえはいいですが、その人達の作るものに力添えができて、本当に有難いです。
 このコメントを書いている段階で、キャラクターボイスの収録に立ち会う日々なのですが、1人の登場人物の最初のアフレコ日では必ず、声優さんが台詞に仮で声を当てながら、音響ディレクターさんや演出の方と話し合い、その人物の性格に合った声に調律していき、本格的に収録する頃には、その人物が本当にそこに存在して、喋っているのです。『君は雪間に希う』で、アフレコ以外でもそんなゾクッとするような瞬間に何度も立ち会ってきました。
 オトメイトさんで乙女ゲームを作らせていただいている意味を考え、オトメイトさんらしい、綺麗で少し切ない話にプロデュースさせてもらいました。乙女ゲームファンの方も、そうでない方も、気に入っていただけるはずです。きっと登場人物に触れ合えば、誰かに恋をしてしまいます。完成後、プレイして僕もそうなるつもりです。涙を流したり、クゥ〜ッ!と足をバタバタさせたりしましょう。

いかがでしたでしょうか。
主人公と奇虚たちの悲しい運命に翻弄される美しくも儚い恋模様を、美麗なグラフィックと共に描く本作。普段から乙女ゲームをプレイされる方も、そうでない方も、2021年7月29日(木)の発売をぜひ楽しみにお待ちくださいね。

※画面は開発中のものです。
©2018 Yuki.Iwai・WATANABE ENTERTAINMENT/IDEA FACTORY

edited by : 編集部 Masu
  • この記事をシェアする
この記事のほかにも、こんな記事があります。