アイディアファクトリーさんが展開する女性向けゲームブランド「オトメイト」の代表作、「薄桜鬼」シリーズ。2015年に「薄桜鬼 真改」シリーズとして生まれ変わり、再構成された新たなシナリオや演出で、物語をより深く楽しめるようになりました。
Nintendo Switchではこれまで、物語の本編を描いた『薄桜鬼 真改 風華伝 for Nintendo Switch』と、その狭間の物語を取り上げた『薄桜鬼 真改 月影ノ抄』『薄桜鬼 真改 銀星ノ抄』が発売されています。
本日発売となった『薄桜鬼 真改 黎明録』は、「薄桜鬼」本編の前日譚にあたる、新選組の誕生を描いた物語です。プレイヤーは、史実には存在しないオリジナルキャラクター「井吹龍之介」となり、隊士たちとの交流や様々な事件を通し、幕末という時代で自分が生きるべき道を探し求めます。
あらすじ
――武士なんて、クソ食らえだ
時は幕末、文久3年。
母親を病で亡くした龍之介は、生きる支えをなくして、あてもなくさまよっていた所、
京に向かう尊王攘夷派の浪士に襲われ、金品を奪われた。
食料も金もなく、ただ餓死するのを待つだけだったところで、浪士組として上洛する途中の芹沢鴨と出会う。
芹沢に拾われる形で、不本意ながらも彼と行動を共にすることになった龍之介。
当面の住処となるそこは、後に「新選組」と呼ばれる人斬り集団の拠点だった。
生い立ちのせいで「武士」を毛嫌いしている龍之介だが、そこには敢えて武士を目指すものたちがいた。
彼らと接し、彼らが目指すものや抱く夢を知っていくことで、頑なだった龍之介の心に変化が訪れる。
彼らが目指す「武士」とは何か。
自分が目指す「道」はどこに在るのか。
これは、幕末の動乱の中に埋もれていた、名も無き少年の物語である――。
キャラクター
プレイヤーは主人公「井吹龍之介」となり、「薄桜鬼」シリーズに登場するキャラクターたちと交流を深めていきます。
本作の主人公「井吹 龍之介」
本作のもう一人の主人公「芹沢 鴨」
後の新選組副長「土方 歳三」
アイディアファクトリーさんの公式サイトでは、より多くのキャラクターが紹介されている他、各キャラクターのサンプルボイスも公開されています。ぜひご確認ください。
『薄桜鬼 真改 黎明録』では、「薄桜鬼」本編で描かれなかった新選組結成以前の話や、それぞれの生い立ちなど、メインキャラクターたちの過去にスポットを当てた物語が展開されます。更に、物語の終盤では、「薄桜鬼」本編の主人公である「雪村千鶴」が登場し、京以降の時代に、千鶴と共にいる隊士たちの姿を見ることができます。
会話の中で選択肢を選ぶことで、キャラクターとの友好度が変化し、彼らの信念や行動に影響される形で、主人公の歩む道が変わっていきます。
選択肢の中から相手キャラクターの心に響くものを選んだ場合、「信念の灯」がともり、キャラクターとの友好度が上昇します。
『薄桜鬼 真改 黎明録』の3つの追加要素
『薄桜鬼 真改 黎明録』では、オリジナルの『薄桜鬼 黎明録』が「薄桜鬼 真改」シリーズとして生まれ変わるにあたり、以下の3つの要素が追加されています。
新規シナリオ「文久心覚え」
「薄桜鬼 真改」シリーズで新たに追加されたキャラクターを含む、全12名の新規シナリオを収録しています。
新規イベントCGを用意し、各キャラクター視点で、主に黎明録時代(文久3年当時)の出来事が語られます。
ゲーム本編中への新規イベントCGの追加
ゲーム本編のシナリオ中に、新規イベントCGが追加されます。
CG解説「往年の補筆」の追加
本作より追加されたイベントCGに、各キャラクターによる解説が追加されます。
こちらは井吹龍之介や新選組隊士たちの新規ボイスがお楽しみ頂けます。
いかがでしたでしょうか。
生い立ちが原因で「武士」を毛嫌いしている主人公・龍之介が、後に新選組となるキャラクターたちと触れ合うことで、どう変化していき、幕末を生きるのか。その物語を、ぜひお楽しみください。
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