「Hello! インディー」第15回 『Bomb Chicken (ボム・チキン)』は、ジャンプできない歯がゆさが楽しいプラットフォームゲーム!

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Hello! BOKUです。

今日は、大人から子どもまで楽しめる『Bomb Chicken (ボム・チキン)』を紹介します。

すべてを爆弾で解決!

『Bomb Chicken (ボム・チキン)』は、ニワトリが主人公の2Dプラットフォームゲームです。

この主人公のニワトリは爆弾を産めるので、それを使って敵を倒して進みます。ドカン!と敵を倒すアクションは爽快!

爆弾でドカン!
自分に当たる範囲は狭いのが優しい。

積んだ爆弾をキックしてもOK。

そして、このゲームはすべてを爆弾で解決しなければいけません。
敵を攻撃するのに使うだけじゃなくて、攻撃を防いだり、キックしてスイッチを押したり……

爆弾を盾代わりにして矢を防ぎます。

ニワトリが入れない隙間も、
爆弾なら通れちゃう。

スイッチを押しておく“重石”として使ったりと、爆弾以外のアイテムはないので、爆弾の使い方が大事です。

右上のゲートを開けるには、
左のスイッチを押しておく必要があります。

スイッチの上に爆弾を置いて、
それが爆発する前にゲートを通過!

では、ここからはボクが思う『Bomb Chicken (ボム・チキン)』のおすすめポイントを2つ紹介します!

1つ目:ジャンプできないという制限による新しい体験

このゲームの操作はたった3つ。左移動・右移動・爆弾を産む。
……そう。ジャンプがないんです!

『Celeste』の記事で説明したように、プラットフォームゲームではジャンプは最も基本的な操作の1つ。でも、このゲームではそのジャンプができません。

ではどうやって進むのか?
「爆弾を産む」のがポイントです。

ニワトリは自分の下に爆弾を産むので、それを積み上げると高いところへ行けます。
そして、爆弾の上から飛び降りることで、穴を飛び越えることができます。

高いところへ行くには……

爆弾をどんどん積んでいきます。

穴を飛び越えるには……

高く積んだ爆弾の上から落ちる!

「移動」と「爆弾を産む」しか操作がないので、頭で理解するのは簡単。
しかし!ジャンプできないことで焦る焦る焦る……。

敵をジャンプで避けたいのに、それができなかったり……

挟まれた! けどジャンプで避けられない!

高いところにたどり着いたら、自分が積み上げた爆弾で追い詰められたり……

足場として使った爆弾も爆発しますからね。絶体絶命!

「こうやってジャンプして……」と考えてしまう、プラットフォームゲームをプレイした経験が邪魔をするんです。
そして、シンプルな操作で制限時間もないのに、爆弾のせいで焦るんです。

ジャンプできないという制限から生まれるこの感覚が、新しくて楽しい!

2つ目:このニワトリの動きがかわいい!

主人公のニワトリが歩く、爆弾を産む、落下する、やられる……といった1つ1つの動きがかわいくて癒されます。これがボクの最大のおすすめポイント!

百聞は一見に如かず、ということで、ボクがかわいいシーン集をまとめたので、ご覧ください!

周りのニワトリたちが、爆発に巻き込まれてフライドチキンになっちゃう……そんな姿もかわいくないですか?

ほかにも……

ステージごとに色々な仕掛けやテーマがあって、プレイしていて飽きません。
さらに、ステージや敵に合わせた心地よいHD振動が使われていて、プレイしていて楽しい!

ただ、徐々に難しくなるので心して取り組んでください。
足場を壊す順番を考えながら進まなきゃいけなかったり(しかも爆弾が爆発するまでの間に!)、 敵に爆発させられる前に急いで爆弾を積まないといけなかったり、後ろから迫ってくる敵から逃げながら休みなく進み続けないといけなかったりと、かわいい見た目とは裏腹に歯ごたえがあります。強いボスも出てきました。

行動パターンは単純でわかりやすいけど、かなり難しい!

「こんなん爆弾を積むのが間に合わないよ!」と苦労しているときに、発見しちゃいました。このゲームでは、どのボタンを押しても爆弾を置けるので、AボタンとBボタンを“ほぼ”同時に押すことで、一気に2個の爆弾を積めるんです。
苦戦したらこの「2個積み」を活用してみてください。

全部で29ステージあるうち、半分の15ステージ目までで3時間くらいかかりましたが、そのあとはもっと時間がかかりそうです。
何度もフライドチキンにされました……。

ゲームオーバーになるとフライドチキンにされてしまうみたいです。

そういえば、この前ボクが紹介したゲームにもチキンが出てきましたね。
最近はニワトリブームなのでしょうか……。

それではみなさん、よいインディーライフを!


© Nitrome Ltd 2018

edited by : SOEJIMA・BOKU
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