2014年にWii U版が発売された和風ホラーアドベンチャー『零 ~濡鴉ノ巫女~』が、Nintendo Switchで本日発売されました。
「零」シリーズは、撮影することで怨霊を撃退し封じ込める力を持つ古いカメラ「射影機(しゃえいき)」を使って、実体のない幽霊達と戦う和風ホラーアドベンチャーゲームです。「射影機」は「目に見えないもの」を写し出し、失くしたものを探す手がかりを与えてくれることもあるので、怨霊との戦いだけでなく、探索や謎の解明においても大きな役割を担います。
水をご神体とした信仰が色濃く残り、怨霊がはびこるかつての霊場「日上山(ひかみやま)」を舞台とした怪異幻想譚である本作。主人公たちはこの「射影機」を駆使してどのように戦い、生き残るのでしょうか。
初めて本作に触れるという方は、ぜひこちらの映像をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?日上山で起こる数々の不可解な現象の一端に触れていただけたのではないかと思います。以下、本記事では、本作の3人の主人公や、日上山で遭遇する怨霊たちとのバトルのコツなどをご紹介します。
謎多き日上山に挑む3人の主人公
「射影機」を使ったバトル
撮影することで怨霊を撃退し、封じ込める力を持つという古いカメラ「射影機」は、本作に欠かすことのできない重要なアイテムです。強化レンズを装備したりフィルムを交換したりすることによって、より強力な撮影を行うことができるようになります。
ここでは、「射影機」を使いこなすためのバトルのコツを2つ、ご紹介します。
怨霊を撮影してダメージを与えると、「霊片(れいへん)」という怨霊のかけらが飛び出します。霊片と怨霊をまとめて撮影できれば、与えるダメージを高めることができます。ただし、霊片は一定時間放っておくと怨霊の体力をすこし回復させてしまうので、小まめに撮影して消していくことが大事です。
一度撮影をすると、フィルムの装填が終わるまで次の撮影ができませんが、怨霊が攻撃する瞬間などでキャプチャーエリアが赤く明滅する「フェイタルフレーム」というチャンスタイミングがあります。
フェイタルフレームでの撮影に成功すると、怨霊を後退させることができるうえ、フィルムを減らさずに連続撮影できる「フェイタルタイム」が発生します。怨霊が間近に迫ったピンチにこそ、落ち着いてフェイタルフレームを狙いましょう。
射影機はバトルで活躍するだけでなく、通常見えないものに「反応」して、探索の際にもプレイヤーを助けてくれます。続いて、本作の探索における特徴的な要素である「影見(かげみ)」と「看取(みと)り」についてご紹介します。
消えた人々の影を追う:影見
「影見」は、日上山周辺にのみ伝わる、失くした物や、神隠しに遭って消えてしまった人の過去の「影」を追う能力です。探す相手の手がかりとなる「寄香(よすが)」に残る持ち主の残留思念を辿ることで、その人の過去の姿を影のように映し出した「残影(ざんえい)」を見ることができます。 影見の力が強い者は、影ではなく人の姿そのものが見えることもあるといいます。
怨霊たちの過去に触れる:看取り
「看取り」は、撃退した怨霊が消滅しかけているときなどにその姿に触れることで、怨霊たちがなぜ命を絶ったのかを知ることができる能力です。ごく一部の、強い影見の力をもつ者だけが、この力を使うことができると言われています。怨霊たちの過去に触れることで、日上山の謎に迫る手がかりを得ることができるかもしれません。
日上山では、怨霊たちもあなたのことを見ています。探索中、気になるものに触れようとして手を伸ばした際、幽霊に触れられてしまうこともあるかもしれません。くれぐれも用心して探索を進めましょう。
『零 ~濡鴉ノ巫女~』は本日発売です。いまなお数多の謎が残る日上山。あなたも足を踏み入れ、ご自身でその恐怖を体感してみてはいかがでしょうか。ニンテンドーアカウントでログインしていれば、下記リンク先から直接、ダウンロード版ソフトを購入することができます。
ニンテンドーSwitch
パッケージ版の初回生産分と、ダウンロード版の2021年11月10日23時59分までの購入分には、早期購入特典として、夕莉限定衣装「ライザの服」「ライザの帽子」が付属するそうです。
ゲームソフト本編と「零シリーズ20周年記念DLC」がセットになった、『零 ~濡鴉ノ巫女~ Digital Deluxe Edition』も発売中です。シリーズ20年の歴史が詰まったデジタルアートブックと、歴代キャラクターのコスチュームが収録されていますので、シリーズ作を振り返りたいという方は、こちらもご検討ください。
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