和紙あかりに飾られた町を楽しみながらピクミンと出会う。「美濃和紙あかりアート展×ピクミン ピクミン ブルーム あかりウォーク」現地レポート。

岐阜県美濃市にて2023年10月8日（日）から10月21日（土）まで開催されている「美濃和紙あかりアート展」と、スマートフォンアプリ『Pikmin Bloom（ピクミン ブルーム）』（配信元：Niantic, Inc.）とのコラボイベント「美濃和紙あかりアート展×ピクミン ピクミン ブルーム あかりウォーク」。
編集部が実際に訪れて体験してきましたので、イベントの様子をお届けします。

突然ですが、みなさん、「うだつのあがらない」の「うだつ」とはなんのことかご存じでしょうか？

こちらが「うだつ」。古い家屋の屋根に取り付けられる防火壁のことで、昔の商家は、この「うだつ」の大きさを富の象徴とし、軒を連ねて大きさを競ったのだとか……。

岐阜県美濃市にて毎年開催されている「美濃和紙あかりアート展」は、そんな「うだつ」を残す建築が並んだ風情のある「うだつの上がる町並み」一帯に、全国から集められたさまざまな和紙あかりアート作品が飾られ、町歩きを楽しめるイベントです。

第30回を迎えるという今年は、例年のあかりアート展示に加え、7つのスポットに設置されている美濃和紙でできた「ピクミンのあかり」を探したり、『ピクミン ブルーム』のスペシャルスポットを巡って苗を集めたりすることもできるようになっています。

イベント初日の10月8日（日）はあいにくの雨模様でしたが、多くの参加者のみなさんがあかりアートやピクミンのあかり探しを楽しまれていました。

江戸時代から明治時代にかけて造られた商家の建築を残し、古き良きたたずまいをもつ町並みが、和紙のあかりアートにほんのりと照らされて、なんとも幻想的な雰囲気です。
そんな町の魅力にひかれて、ピクミンたちも集まってきたのかもしれません。

ちなみに、ピクミンのあかりの大きさは、となりに立つとだいたい1メートルくらい。
ピクミンはとても小さい生き物なので、「もし自分が小さくなったら、ピクミンはこれくらいかな……？」と想像してみるのも楽しいかもしれません。

イベント初日、開始時刻である17時になると、『ピクミン ブルーム』に合計7つの「あかりウォーク」のスペシャルスポットが出現しました。

「うだつの上がる町並み」からは、金のプレゼントシールを身に着けた赤ピクミン、「美濃橋」からは「橋のバッジ」デコピクミンなど、7つの場所にちなんだデコピクミンの金の苗が受け取れます。
地名の入るデコピクミンは、イベントに参加した実感も持てますね。

参加者のみなさんも、あかりアートの展示を楽しみながら、スペシャルスポットを巡ったり、設置されたピクミンのあかりの写真を撮影したり、思い思いに楽しまれた様子です。

それから、町中にともされた街灯や、少し離れたスペシャルスポットに向かう道に設置された誘導灯には、こんな「かくれピクミン」の姿も……。

どこかにいるかもしれないピクミンを探して歩くのも、楽しみのひとつ。

すべてのスポットを歩いて巡ると、1～2時間ほど。
雰囲気たっぷりの町歩きとピクミンとの出会いの時間を過ごすことができました。

『ピクミン ブルーム』のARモードを使って、あかりアートや美濃の風景をピクミンと一緒に撮影したAR写真をSNSに投稿すると、イベントオリジナルステッカーがもらえるキャンペーンも開催しています。イベント参加の際は、こちらもぜひ挑戦してみてください。

この日は初日ということもあり、限られた時間帯での開催でしたが、ご家族で参加されている方もたくさんいました。
（なお、10月9日（月）以降は10時から開催されています）
「あかりアート展」は知っていたけど「ピクミン」は知らなかった方や、「ピクミン ブルーム」を楽しみに来られて、美濃和紙や「あかりアート展」に初めて触れた方もいて、出会いの多いイベントだったのではないでしょうか。

また、「あかりウォーク」はどなたでも申し込み不要で参加することができます。

『ピクミン ブルーム』を遊んだことがない方、このイベントで初めてピクミンを知ったという方も、この機会にぜひ一度アプリをダウンロードしてみてくださいね。

イベントは10月21日（土）まで開催されていますので、興味を持たれた方はぜひ現地を訪れてみてくださいね。

ちなみに、11月12日（日）には京都で「Pikmin Bloom Tour 2023」が開催されます。詳細な情報は、公式アカウントでぜひチェックしてみてください。

「ピクミン」シリーズのポータルサイト「ピクミンガーデン ～ピクミンのいる庭～」では、『ピクミン ブルーム』の情報も発信しています。
「スケジュール帳」では、『ピクミン ブルーム』のイベント開始時期や期間なども確認できますので、ぜひ活用してみてくださいね。

ふしぎな生き物「ピクミン」。今回のイベントでもあちこちで見つけられる「赤ピクミン」を折り紙でつくる手順をご紹介しています。よろしければ家の中でもピクミンを増やしてみてください。