SOEJIMAです。今年も宜しくお願いします!
さて、新年一発目は『BQM ブロッククエスト・メーカー』をご紹介。
まずは「Indie World 2018.12.27」でご紹介した際の映像をご覧ください。
年明けて改めてみると、我ながらめっちゃ棒読み……というのはさておき、このゲームの魅力はなんといっても「自分で作ったダンジョンを世界中にシェアできる」、そして「世界中の人が作ったダンジョンを遊べる」というところ!
アイデア次第では、頭を捻らないと解けないような難解パズルダンジョンや、シビアなアクションが求められるダンジョンなどが作成できます。
BQMでは、ダンジョンを作る人をビルダー、ダンジョンで遊ぶ人をダイバーと呼ぶのですが、作るのはちょっと……という人も、ダイバーとして十分楽しむことができる内容ですのでご安心を。
難しい知識は不要、パーツを組み合わせて「リンク」するだけ!
BQMでは、ダンジョンを作るのに難しい知識は一切不要。
動画でも説明がある通り、スイッチやトラップ、アイテムやモンスターなどのパーツを互いに「リンク」する、これだけで仕掛けやギミックが作れます。
例えば、モンスターを倒すと開く扉は、こんな風に「リンク」を設定することで可能。
さらにキャラクターともリンクすることで、クエスト風に!
これで老人に話しかけたあと、ガイコツを倒し、再度老人に話しかけると、返答が「おお、でかしたぞ!」に変わり扉が開きます。BQMは全てこのリンクだけで成立しているといっても過言ではない!
パーツ同士をリンクすることを覚えたら、ビルダーまでもう少し。
それでは、エディタモードから実際に自分の初ダンジョンを作って公開してみましょう!
自分のダンジョンの「タイトル」や「概要」、そして大事な「入場料」や、検索用の「タグ」、そして数あるダンジョンの中でしっかり映えるような「サムネイル」を設定ます。(って、やってることがSNSやYouTubeみたい!)
とんでもない作りこみのトップビルダーたち
さて、公式ダンジョンも一通りプレイし、ビルダーとしての第一歩を踏み出したところで、ランキング上位のダンジョンをプレイしてみてわかったこと、それは……
トップビルダーたちの、とんでもない作りこみのダンジョンの多さ!!
このダンジョン作るのに、どれだけ時間かかってるんだ……と、突っ込まざるをえない程のダンジョンが、上位ランキングには並んでいます。
自分で作ってみて、初めて分かる、トップビルダーのすごさ。
今日はそんな中でも、SOEJIMAがプレイしたいくつかのダンジョンおよびトップビルダーさんをご紹介させてください。
ペガサスさんの作品「勇者物語」
現在BQMトップビルダーの頂点に君臨するペガサスさんの超大作。
32×32マスのこの小さな小さな世界に、RPGとしての一つの完成形を見せてくれたのではないでしょうか。コメントにもあるように、何日もかけて作られており、かつ、やり込み要素までこの世界に詰め込まれているなんて……。ペガサス先生参りました。先生の次回作にも期待しております。
がんさんの作品「村からの脱出」
トップビルダーの作品とんでもないぞ……と思うきっかけとなった、がんさんの激ムズ脱出ダンジョン。BQMではこういう本格的な謎解き脱出ダンジョンも作れてしまうのだ。死亡率98%という恐ろしい数字にもかかわらずプレイ数が多いのは、リトライを繰り返しながらもダイバーの皆さんが楽しまれているからでしょうね。
あ、SOEJIMAはいまだにクリアできていません。誰かがクリア動画をTwitterに上げてくれることを期待しています。
三朗さんの作品「BQM学園」
BQMってもっとチュートリアルが充実してたらな~と思っていた矢先、チュートリアル的なダンジョンを用意してくださった神がいた! ユーモアに富んだセリフで、細かいBQM情報を教えてくれる、もはやビギナーにはマストなダンジョン。それがBQM学園! こういう助け合いの精神って素晴らしいですよね。Bボタン押しっぱなしで方向転換ができるなんて、知らなかった。ありがとうBQM学園。
ふくすけさんの作品「BQM ブロッククエスト・メーカー」
これはもう見た通り、Nintendo Switch なダンジョンです! でも、あなどるなかれ。見た目のポップさとは裏腹に、難易度はガチ!
ふくすけさんの高度なダンジョン作成技術とBQM&Switchへの愛が融合した稀有な作品に、みなさんも挑戦してみてください!
ヤマモト↑さんの作品「偽りの皇帝」
BQMリリース当初、SOEJIMAの周辺(半径1m)で話題になっていたヤマモト↑先生の連載「偽りの皇帝」。第一話「脱獄」から始まり、現在、第四話「蜃気楼」までが公開されています。
正直、ストーリーの内容はいまだによくわからないけど、ぼくはヤマモト↑先生の書く文章が好きなんだ。先生続きをお待ちしています。
BQM公式による「Hello! IW Quest」
最後はBQMの開発者の方に作成いただいた Indie Worldのロゴをモチーフにしたダンジョン! さすが公式と言わんばかりの高度な仕掛け。説明文には「※伝説の剣はダンジョン上の設定で、実際に手に入るわけではありません」という補足(というか配慮)が。なんかすいません…。
ちなみにSOEJIMAは5分近くかけてクリアしましたが、トップダイバーのクリア記録は36秒。理解できません。これこそBQMの奥深さだろうか。恐るべし、トップダイバー。
開発者のワンダーランドカザキリさん、素晴らしいダンジョンを本当にありがとうございました!
今回取り上げたダンジョンはまだまだ一部(現時点で5000以上のダンジョンがアップロードされています)、ぜひ色んなビルダーさんの作品に触れてみてください。そして我こそはという方は、渾身のダンジョンをお待ちしています。
今後はパッチ更新によって「チップ」機能なども追加されるとのこと! 無料でダンジョンを公開されている方も、コイン獲得の機会が増えると思うので、どしどし色んなアイデアを試してくださいね。
それではみなさん、よいインディーライフを!
©Wonderland Kazakiri inc.