「第3回 スプラトゥーン甲子園」九州地区大会レポート!圧倒的実力とキャラの濃さが光る!ファミリーチームの躍進も。

  • この記事をシェアする

全国各地で予選を実施し、来年2月の「闘会議2018」でナワバリバトル日本一を決める「第3回スプラトゥーン甲子園」
去る12月3日(日)「第3回スプラトゥーン甲子園」九州地区大会が開催されました。会場の様子をレポートします!

京都から新幹線で約3時間。取材班は本州を離れ、行き先は九州――博多ばい!

博多といえば、みなさんはいったい何を思い浮かべるでしょうか。現地に赴く前に、取材班は早速周囲の人間に聞き込みを開始。
もつ鍋、水炊き、辛子明太子・・・・・・訊く人によって答えはバラバラ。それだけ、博多という街が魅力的だということでしょう!
そんな中、取材班のランチと相成りましたのは――コチラ!

そう、「博多ラーメン」です。地方によってラーメンの顔はそれぞれですが、博多ラーメンの特徴は、豚骨ベースの乳白色のスープと細麺。麺も固めが基本なんだとか。
のれんをくぐれば、豚骨スープの独特なかほりが鼻をくすぐり、移動で疲れた体とお腹にダイレクトアタック。辛抱たまらず熱々のスープと麺にがっつけば、うっ・・・・・・「うまいゾ!」。濃厚かつクリーミーなスープにもかかわらず、後味はさっぱりとした味わい。嗚呼、これぞ至福。地方大会参加の醍醐味なり・・・・・・と、いけないいけない。危うく本題を忘れるところでした。

決戦の舞台は、目と鼻の先に博多湾が広がる、九州最大級のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」。快晴にも恵まれ、会場には想像以上の参加者と観覧者のみなさんがお集まりくださいました。
ちなみに近くの海岸線は、社会の授業で一度は耳にしたでしょう『元寇』の際、長さ2.5kmもの石垣を築いた場所として、国指定文化財に登録されています。
そんな歴史的な場所で開催された本大会。イカ界の新ヒーローは俺たちだ!とばかりの猛者が集まり、開始前から会場は熱気に包まれておりました。周囲を見渡せば、最後の調整とばかりにSwitch片手に練習をする参加者たち。試合への意気込みが伝わってきますね。

九州大会は、「イカス号」「イカス屋台」どちらのトーナメントも開催されました。
屋外の開けた場所に鎮座したイカス号では、山川智也さん、暴徒さん、コーリーさんによる、寒空を吹き飛ばす進行と実況が、会場の雰囲気を盛り上げます。
また、近畿大会に引き続きスプラトゥーン甲子園応援サポーターの石田晴香さんも登場。会場のレポートや、参加者へのインタビューを行っていました。

一方、道路沿いに置かれたイカス屋台では、コンパクトな見た目にもかかわらず、今までに類を見ないほどの観覧者が屋台をぐるりと包囲!
二回戦からは週刊ファミ通編集部の世界三大三代川さん、ニコニコの中野さんも加わり、的確かつ軽快なトークでバトルの実況が行われました。

キャラも勝負も最大級に濃厚な九州地区大会!

イカス号トーナメント、イカス屋台トーナメントともに56チーム、合計112チームが参加したこの大会。トーナメントの配置は完全にランダムであるにもかかわらず、イカス号では「お母さんがs+」「誰か母を止めてください」という母チーム同士が初戦で相対するという、奇跡の組み合わせ。「母を止めるのはやはり母なのか」「どちらが勝っても母は止められないじゃないか」と思ったあなた。正しい!正しいです。
ちなみにこのゲームの結末には壮絶なオチが待っていたのですが・・・・・・・ひとこと、「母はラスボス」とだけ言っておきましょう。
参加者のキャラクターの濃さも際立ち、現役アイドルにはじまり、先生と生徒(with 教頭)チーム、果ては人類の枠を離れ、太古の王・恐竜まで!それらが同じ舞台に立つのですから、博多ラーメンに負けず劣らず「濃厚!」な大会であったことは間違いないでしょう。

対してイカス屋台は、名の知れた強豪がここぞとばかりにひしめきあっておりました。最も注目を集めていたのは、過去2大会とも全国大会に出場しているダイナモンさんをはじめとした有名プレーヤーたちのチーム「GG BOYS」
見てください、屋台付近のこの人の多さ!実力者のプレイを生で見たいと、多くの観覧者がその様子を食い入るように見ているのがおわかりいただけますでしょうか。

甲子園の歴史に、じわじわと塗りを広げるファミリーチーム

また、ファミリーチームの台頭も今まで以上に目立った本大会。その中でも、イカス号トーナメントで並み居る強敵を倒し勝ち残った「イカの一家」は、甲子園でのファミリーチーム史上初の準決勝進出を果たすという、記録的な結果を残しました。

新しい風は吹くか? しのぎを削る決勝戦

イカス屋台とイカス号、猛者ばかりの戦いとなりましたが、ついに雌雄を決するときが来ました。
この戦いの頂点は果たしてだれなのか?自分達を破ったあのチームはどうなるのか?さまざまな思いが入り混じる中、決戦の場であるイカス号へと注目が集まります。

圧倒的な実力同士の戦い。イカス屋台の頂点を勝ち取ったのは?

屋台組の思いを背負い、イカス屋台決勝の座をもぎとったのは、「ガリガリーズ」と「イカスキッズ」の2チーム。

その名のとおり全員が標準体重イカという「ガリガリーズ」は、優勝候補とされた「GGBOYS」との一勝一敗の最終戦を制した強豪チーム。初戦からスペシャルウェポンの使いかたの巧みさが光り、初動の速さと自陣塗りの丁寧さを併せ持つという恐ろしいチームです。
対し、イカしたチームTシャツで参戦した「イカスキッズ」もまた、ツワモノどもの集まり。第1回の九州大会で優勝した真空さんをはじめ、その大会で真空さんのチームに負け、無念の準優勝となったメンバーが今大会では同胞として加わるなど、なかなかに感慨深いチーム構成となっています。そんな「イカスキッズ」は最後の追い込みが強く、ラスト30秒でも一気に逆転を決めてしまう粘り強さと攻撃力を持っています。

どちらが優勝してもなんらおかしくはない!ゴクリと息を呑んでしまうような決勝戦の結果は……?その模様はこちらから、どうぞその目でご覧ください。

見事2連勝を決め、全国へと駒を進めたのは「ガリガリーズ」
準決勝までと同様、スペシャルにスペシャルを重ねることで何度も状況を打開し、「相手よりも多く陣地を塗る」というナワバリバトルのルールをきちんと把握した戦術が、勝利へと導きました。

左から「メンタリティしのはら」「7ちゃん」「はるどり」「ジト」の4人。

逆転に逆転!?瞬きすら惜しくなるイカス号決勝戦!

続けて行われたイカス号決勝、濃すぎるトーナメントの中で勝ち残ったチームは「冬でも半袖半ズボン」「帰ってきたSPC」

会場では「冬半」の愛称が付いた「冬でも半袖半ズボン」チーム。手持ちポケモンは虫タイプかな?と思わせるチーム名ですが、「見ている人が冬でも半袖半ズボンになるような熱い戦いを見せて会場を盛り上げたい」という強いメッセージが込められているとのこと。
ステージの利点を見極め、ブキ構成をうまく変える落ち着いた姿勢を貫きながら、相手と対面したときの安定した強さも持ち合わせています。
「帰ってきたSPC」チームは、名が表すとおりかつての雪辱を果たすべく参戦した実力チーム!昨年の九州大会でベスト8に止まったリベンジを果たすべく、リーダーのぺろあきさんはゲーム開始前から熱い闘志を見せます。
準決勝ではファミリーチーム「イカの一家」を2連勝で撃破。巧みにチームの前線を上げて行くその連携力はまさしく特訓の成果と推測されますが、注目すべきは守りの強さ!攻撃力がありつつも、攻められたときの守りも前線を維持する守りも固いという、攻守ともにバランスの取れた戦術でここまで勝ち上がってきました。

どちらも寸分違わない実力同士の決勝戦となりましたが、全国への切符を手にしたのはどちらか!イカス号トーナメントの決勝戦は、こちらでご覧いただけます。

決勝戦は一勝一敗の大接戦! そのまま決定戦にもつれこみました。
泣いても笑ってもこれが最後!最後の1秒まで目が離せない、まるで映画のように劇的な最終戦を制したのは「帰ってきたSPC」
勝利チームのリーダーぺろあきさんは思わず涙、涙……。

左から「ぺろあき」「ひのき」「やまーだ」「もぶ」の4人。

「ガリガリーズ」と「帰ってきたSPC」のみなさん、本当におめでとうございます!全国決勝大会での活躍も大いに期待しています。

九州地区大会の出場チームとトーナメント結果は、それぞれご覧のとおりです。

最後に、試合を解説したイカ研究員からコメントが届いていますので、ご紹介します。


◆イカ研究員のコメント

第3回スプラトゥーン甲子園も後半戦に入り、今回の九州地区大会が、関東以外で開催される最後の地区大会となった。
地元九州から参戦したチームが多かったが、有名プレイヤーや現役アイドルなどの多彩な選手が参加し、朝早くから数多くの方が観戦に訪れ、会場は熱気に包まれていた。
一回戦からハイレベルな戦いが繰り広げられる中、イカス号ではベスト4に進出する家族チームも登場し、会場を大いに沸かせていた。
前線で戦う息子たちを、もみじシューターで支えるお父さんの姿が、とても印象深かった。

そんな中、イカス屋台の頂点に上り詰めたのは、「ガリガリーズ」
一気に攻めあがるスピードと、スペシャル連携の巧みさを併せ持ったチームで、優勝候補と目されたチームを準決勝で破り、その勢いのまま決勝戦を制した。

そして、イカス号での優勝を掴んだのは、「帰ってきたSPC」
決勝戦は3戦目までもつれ込み、その優勝決定戦も、ジャッジの瞬間まで勝負の行方が分からない大接戦となったが、最後の1秒まで諦めずに戦い、勝利をもぎ取った。

参加されたすべてのチームの健闘を讃えるともに、それを代表する両チームの決勝大会での活躍に期待したい。

残る代表枠は6組。
ここから先も激戦が予想されるが、どんな強豪が勝ち上がってくるのか、非常に楽しみだ。


次回は12月16日(土)12月17日(日)の2日間に渡り、幕張メッセで開催されるジャンプフェスタ内にて開催予定のジャンプフェスタ選抜です。残り少なくなってきた甲子園スケジュールは、こちらの公式サイトでチェックいただけます。
これだけの実力者が姿を見せても、この先もまだ見ぬライバルが息を潜めていると思うと、参加する側も応援する側も最後まで目が離せませんね!
トピックスでは、引き続き大会の様子をみなさんにお届けしていきます。

©2017 Nintendo