魔族の“カリスマ”よ、真の王を目指せ。『ドラゴンクエストモンスターズ３　魔族の王子とエルフの旅』が本日発売。体験版も配信中。

「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズ最新作『ドラゴンクエストモンスターズ３　魔族の王子とエルフの旅』がスクウェア・エニックスさんより、Nintendo Switchで本日発売されました。

まずは先日公開された、こちらのCM映像をご覧ください。

本作は、スライムをはじめとするモンスターたちを仲間にしながら冒険する「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの最新作。1998年に第1作『ドラゴンクエストモンスターズ　テリーのワンダーランド』がゲームボーイ用ソフトとして発売されて以来、これまでさまざまな作品が生みだされてきましたが、本シリーズもついに今年で誕生25周年を迎えました。

本記事では、そんな記念作となった『ドラゴンクエストモンスターズ３　魔族の王子とエルフの旅』の魅力をたっぷりとご紹介します。

本作の主人公は『ドラゴンクエストⅣ　導かれし者たち』に登場した、魔王の血をひく孤高の王子「ピサロ」。

人間の母親・ミオレと魔王・ランディオル大帝の間に生まれた半人半魔の王子・ピサロは、病に苦しむ母を助けてもらうため父親が統治する魔界へと向かいます。しかしピサロを待っていたのは、父王による冷酷無情な仕打ち。魔物が攻撃できない重い呪いをかけられたピサロは父への復讐を誓い、モンスターマスターとして魔族の王となる決意をします。モンスターマスターとは、モンスターと心を通わせ仲間にし、ともに戦う者であり、仲間となったモンスターはピサロの代わりに敵のモンスターとバトルしてくれるのです。

魔族の王を目指す道中では、人間に捕まっていたエルフの娘・ロザリー、魔法を研究する人間の青年・ベネット、凄腕モンスターマスタートレーナーのアゲぴぴと出会い、さらには『ドラゴンクエストIV』でピサロの野望を阻止し世界を救うために活躍した導かれし者たちとの出会いも。

旅の仲間となったロザリー、ベネットとともに魔界中を巡るピサロの旅が今はじまります。

本作は、モンスターを「スカウト」で仲間にし、仲間にしたモンスターでパーティを組んで敵と「バトル」。そして、モンスターを「配合・育成」しパーティを強化しながら魔界を冒険します。

以下、その「バトル」「スカウト」「配合・育成」それぞれについて、ポイントをご紹介いたします。

パーティに入れることができる「仲間モンスター」は、メインパーティに最大4体、スタンバイに最大4体の合計8体まで。

モンスターには、同じ種族でも大きさによってSサイズとLサイズの2サイズが存在し、小さなSサイズのモンスターならメインパーティに最大4体まで、大きなLサイズのモンスターなら2体まで入れることができます（LサイズのモンスターはSサイズのモンスター2体分に換算）。

もちろん、Sサイズ2体とLサイズ1体というパーティ編成も本作では可能です。LサイズのモンスターはSサイズよりも能力値が高くなるほか、1ターンに複数回行動することもあります。

モンスターマスターは直接魔物を攻撃しませんが、仲間モンスターとチカラをあわせることでフィールドやダンジョンなどに生息するモンスターとの戦いに挑みます。

モンスターたちが戦闘でとる行動は、「命令」で細かく指示できるほか、「ガンガンいこうぜ」や「いのちだいじに」といった「作戦」をもとに個々のモンスターの考えに任せることも可能です。

また、パーティがピンチに陥ると今作ではモンスターが「バースト状態」になることがあります。バースト状態になると与えるダメージなどがアップし、行動回数も増加。味方モンスターがバースト状態になれば一発逆転のチャンスになります。

バトルで戦ったモンスターは戦闘後に自ら起き上がって、仲間入りを希望してくることがあります。お目当ての魔物がいる場合は「スカウトアタック」をしかけて仲間に誘うことも可能です。

そのほか、旅の途中でほかのモンスターマスターのモンスターと自分のモンスターを「お見合い」させて新たな魔物を誕生させることもできます。

また、フィールドではモンスターの白いタマゴを偶然発見することもあり、見つけたタマゴは物語が進むと、白以外のレアな銀・金・虹色に変化するようになります。タマゴからしか誕生しない貴重なモンスターもいますので、フィールドを探索しながらタマゴ探しも楽しみましょう。

さまざまな方法で仲間を増やして自分好みのパーティを編成し、強敵との戦いに備えることが重要です。

さらに、魔物が大好きな肉などのアイテムをバトル中に敵に与えると、バトル終了後にモンスターが起き上がって仲間入りを希望する確率が上がるほか、スカウトアタックの成功率も上がります。アイテムをどんどん活用することも、理想のパーティをつくるカギとなります。

「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズでおなじみの「配合」要素も健在です。仲間にしたモンスターのうち、2体のモンスターを親として「配合」すれば新たなモンスターを生み出すことができます。

なお本作では、これまでのシリーズ作品から配合の組み合わせが一新され、生まれてくるモンスターがよりイメージしやすくなっているようです。シリーズ作品をはじめてプレイする方でも直観的に配合を楽しめるようになっているとのことですので、ぜひお楽しみに。

そして「育成」においては、本作では、仲間モンスターに最大3種類の「スキル」を持たせることが可能になっています。レベルアップなどで獲得したスキルポイントをスキルに振り分ければ、仲間モンスターに「特技」を覚えさせたり「能力値」をアップさせたりすることもできます。

また、配合で生み出した子どもに、子ども固有のスキルのほか、親のスキルを引き継がせて強化することも可能。スキルには、回復呪文を中心に覚えるものから、攻撃力やHPをどんどん上げられるもの、特定のモンスターの名を冠したものまで、多種多様なものが登場します。

本作ではインターネットに接続することで通信を使ったさまざまな遊びが楽しめます。

「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズおなじみの「通信対戦」はもちろん、ほかのプレイヤーのパーティのデータとオートで戦える「連戦クイックバトル」や「通信ショップ」もあるので、プレイスタイルにあわせて活用して、モンスターマスターの腕を磨いていきましょう。

主人公のピサロが旅するのは、モンスターが統治するさまざまな魔界のフィールド。それぞれ異なる環境の魔界には「煉獄峠の魔界」「甘味楼の魔界」といった名称があり、各魔界は初級・中級・上級の3つのエリアで構成されています。

本作では、フィールドを冒険していると時間が経過して季節が移り変わります。また、天候が変わることもあり、季節や天候によって出現するモンスターやフィールド上のしかけも変化します。

特定の季節や天候のときにしか出現しないモンスターや、たどり着けない場所もあるので、フィールドを訪れるたびに新たな出会いや発見があることでしょう。

本作には、500種族以上のモンスターが登場します。ここでは、本作で新しく登場したモンスターの一部をご紹介します。

風と雷で嵐を巻き起こす、いつも2体一緒のスライム系モンスター。

アタマの上のお花と共生しているドラゴン系モンスター。

心の眼で敵の心理を見極めるという魔獣系モンスター。

死期が近い者の元に現れる悪魔系モンスター。生物の寿命を見通す瞳を持つ。

本作の発売にあわせて、有料の追加ダウンロードコンテンツ「追憶のモグダンジョン」「エビ師範の修練迷宮」「時の無限ボックス」が配信されました。

過去に仲間にしたことのあるモンスターの種族に再会できたり、自動生成ダンジョンで修業を積んだり、宝箱から貴重なアイテムをゲットできたり……と、どのコンテンツもモンスターマスターの冒険の手助けとなる内容となっています。特典として、それぞれにピサロが着ている服装を変更できる特別な衣装がついていますので、お見逃しなく。

また、通常版のほか、『ドラゴンクエストモンスターズ３　魔族の王子とエルフの旅　マスターズ版』も配信されています。

『マスターズ版』は、ゲーム本編に加え、上記の3つのダウンロードコンテンツ、そして豪華なゲーム内アイテムの特典がセットになっています。ダウンロードコンテンツに興味がある方は、お得なこちらの『マスターズ版』もぜひチェックしてみてください。

仲間にしたモンスターでパーティを組んでバトルをする『ドラゴンクエストモンスターズ３　魔族の王子とエルフの旅』は本日発売です。

なお、いくつかのフィールドを巡って序盤の物語を体験できるほか、仲間モンスターの育成や配合も楽しめる体験版も配信中です。体験版のセーブデータがあれば、製品版購入後に、メインパーティとスタンバイにいるモンスターを製品版へ引き継ぐことができます。本作が気になるという方はぜひこちらの体験版から遊んでみてください。

「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズをこれまで楽しまれてきたファンの方はもちろん、初挑戦という方も、この機会に最強のモンスターマスターを目指して、仲間モンスターとともに魔界を冒険してみてはいかがでしょうか。

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