インディーズゲームの祭典「BitSummit」の任天堂ブースをご紹介

『トルクル』はちょっとふしぎなアクションゲームでダッシュやジャンプのボタンがありません。でも、箱を回すことと伸ばすことを組み合わせるとダッシュやジャンプのように動かすことができます。乗りこえたり引っかけたりするだけではなく、いろんな動きを試してみてください。回転に合わせて再生される佐野電磁さん作曲の音楽にも注目です。

ゲームが3次元になったときの感動を覚えています。マリオは壁蹴り跳ね回り、飛行機やロボットはあらゆる方向に飛翔できるようになりました。今、さらに新鮮な体験を得られる3Dアクションは何かと考えたときに、そもそも地面の上の人間より、ふさわしい題材があるのでは？ それは海という広大な三次元空間で弱肉強食バトルをしている海産物達なのでは？ と考え至りました。そしてできたのが『ACE OF SEAFOOD』。新感覚だと思います。

これまで「魔神少女」シリーズを作成してきました。このシリーズではせっかく様々なキャラクターが登場するので、外伝という形でもっと掘り下げたいと思い、「せっかく外伝を作るなら子供の頃から憧れたJRPGを作ってやろう」という、同人（アマチュア）ならではの勢いで製作をしました。ゲーム内容はこれまで数多のゲームが世に出ているので、それらのゲームのお気に入り要素をちょいちょいっと、リスペクトというかオマージュというかそんな感じです。

このゲームは、20年前のポリゴンアドベンチャーゲームの感触を再現するために作られました。レトロピクセルアート表現が盛んなインディーゲーム界隈への、私からの挑戦でもあります。3DS版は下画面へ新たに「仮想ゲーム機」の要素が登場し、ゲームの中でゲームを遊ぶような、奇妙な体験を提供します。また、単なる昔のゲームのコピーではなく、現実と虚構が錯綜する独特なミステリーを込めています。ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。

「摩尼車をまわす事で、お経を唱える代わりの功徳を得る」という習慣について考えていた時に、そういうゲームがあっても良いのかも？ と思った事から始まりました。仏教の世界観を引用させて頂いた、ややハードコアなシューティングではありますが、なるべくポップになるよう制作しています。また、様々な「名作」や「迷作」に多大な影響を受けてきましたので、その間のちょうど良いところを狙った作品を創りたいという気持ちで開発しています。