2017.8.30
ニンテンドー3DS  Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼

開発者が語る『Ever Oasis』の世界 最終回

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みなさん、こんにちは。

『Ever Oasis』 、プロデューサー兼ディレクターの株式会社グレッゾ石井浩一です。

Ever Oasisが発売されてから約1か月、みなさんに楽しんで遊んでいただけているようで嬉しい限りです。

 

さて、4月から連載させていただいた『Ever Oasisの世界』ですが、いよいよ今回で最終回となります。

ソフトの発売後ですので、今回は反響の大きかったキャラクターやバトル、ダンジョンについて、より掘り下げて紹介していこうと思います。

キャラクターたちの意外な一面

『Ever Oasis』には60以上のナカマ達、そして、ナカマにはならないけれど冒険を彩る様々なキャラクター達がいます。

そんなキャラクター達には、ゲームの中では語られていない色んな『裏設定』がありますので、その一部をご紹介したいと思います。

 

ニアカ

図:ニアカデザイン

主人公の兄として登場するニアカ

身内である主人公には少し厳しいところもありますが、優しく頼りがいのある彼は、オアシスのナカマたちからの人望も厚いです。聡明で物静かな一方で、甘いもの、特にシュガードーナツには目がない、というオチャメな一面も。そんなギャップに、オアシスに住む女性たちはメロメロなようです。

ゲーム中にも彼に恋する女の子が登場しますので、注目してみてください。

ニアカは、開発初期には存在していなかったのですが、プレイヤーである主人公に大樹の子としての使命を伝えるキャラとして登場してもらうことになりました。

彼の名前は、古代エジプト語で「光」という意味があります。

 

アノクサベ

先代から受け継いだターバン職人としての役目を誇りに思う少年です。

普段は礼儀正しい性格なのですが、服のほつれを見つけると、一変。相手の種族性別に関係なく、無理にでもほつれを直そうとする困ったところもあります。ひどい時には突然「服を脱いで!」と大声を上げるので、女の子たちからビンタを食らうこともあるようです。

『Ever Oasis』の世界の中では「モテる」部類で、ストーリーで登場するマライアという女の子は、もともと惚れっぽい性格ということもあり、彼に恋しているという設定があります。

(マライアはわざと服をぼろぼろにして、アノクサベに直してもらおうとするのですが、乙女の恋心を知ってか知らでか、レビが勝手に直してしまい、その目論見はなかなかうまくいかないようです。)

ちなみに当の本人は、当分「恋人はターバン」なようです。いつかマライアの想いが報われるといいですね。

エドナ

友人のミウに誘われて、主人公のオアシスへ訪れたウア族の女性です。

自身の背の高さが気になるようで、背の低いタネビト達を羨んでいるようです。

ウア族は「プライドの高い戦士」ということもあり、高飛車だったり、気が強かったりする子が多い中、極度のおっとりキャラがいると面白いだろう…ということでキャラクターを作っていきました。

ゲームには出てきていませんが、面倒見の良い弟がいて、いつも「姉さん、しっかりしてよー」と世話を焼かれているようです。

バクバク

冒険好きで、常にポジティブ思考なリコス族の少年です。怖いものナシにみえて、実はおばけや蜘蛛が怖いという設定があります。

タネビトのサイイドやハノークと気が合い、よく夜遅くまで一緒に騒いでいるようです。

マライアの店で買ったおもちゃの構造が気になるようで、一度分解して全く別のおもちゃに作り替えるという斬新な遊び方をしています。

(マライアの前で分解した時に、跳びげりされたことがあるので、彼女に隠れてやっているようです)。

このような裏設定は、オアシスの中で彼らと話しているときに垣間見えることもあります。

ぜひ色んなキャラクターと会話を楽しんでみてください。キャラクター達の意外な一面が見えてくるかもしれません。

手強い敵・ダンジョンに挑戦

本作は、レベルアップやアイテムの合成によって、頑張った努力の分だけキャラクターが強くなり、よりクリアしやすいようにしています。

レベルや装備品だけでなく、パーティキャラと敵キャラとの「特攻」関係を意識するとより有利に進められます。

どんな武器で挑めばいいか不安…という方は、セーブスポットでワープする時に「オススメ武器」を見てみてください。ダンジョンに登場する敵に有利な武器が表示されています。

例えばゲーム後半に出てくるビホロイド。回転攻撃、目からのビーム…と、とても厄介な敵なのですが、このビホロイドに特攻をもつ「ヤリ」、つまりウア族に力を借りれば、戦闘がグッと楽になりますよ。

より高みを目指して強敵と戦いたい人向けに、手ごわい相手も用意しています。

 

特定の条件を満たした上でヒエログリフダンジョンに挑むと、ダンジョンの最奥で腕前を試すのにふさわしい強力な敵と出会うことになります。腕に自信がある人は挑んでみてください。

図:普段よりも数段パワーアップしたボスに出会えることも

図:ヒエログリフダンジョンのイメージ

ヒエログリフダンジョンには、他のダンジョンには登場しないギミックも登場します。例えば「ブーストオーブ」

キャラクターの能力を大きく引き上げる不思議なオーブです。

図:ブーストオーブのデザイン

このオーブが紫色に光っている間は、敵の能力が上がってしまい、苦戦を強いられることになります。

一方、オーブを攻撃して回転させると、回転が止まるまでの間は、味方キャラクター達に能力のボーナスがつきます。ボーナスがかかっている間に強烈な攻撃をくりだして、敵を一掃しましょう!

ブーストオーブを上手に使って、有利に戦闘を進めてみてくださいね。

 

ヒエログリフダンジョンは捧げる石版によって、出現する敵の種類・強さを自由に選べるダンジョンになっています。

パーティは敵の種類に合わせて組むのがよいですが、「迷ってしまう…」という方のために、バトル担当スタッフに、おすすめパーティを聞いてみました。


バトル担当スタッフより:

構成1 主人公(ボーラ)・カエラ・メロダク

ケモノ、ウロコ、ヨロイ、カオスと多くの種類に特攻できます。特攻できない敵であっても、スキルで敵の動きを止めて、攻撃のチャンスが作りやすいパーティです。

ボーラは魔力で攻撃する武器で、特攻の敵相手ではなくても高いダメージが出やすい武器ですが、魔法防御が高い敵、例えばビホロイドや、クジャトリスには、ヤリ・双剣がそれぞれ特攻なので、操作キャラを切り替えれば有利に戦闘を進められます。

 

クラスボーナスとして、攻撃力アップ(戦士)、B回避性能アップ(レンジャー)が入ります。

攻撃力アップは好みですが、B回避性能アップは恩恵を感じることも多いと思います。

 

仲間について

●カエラ

ダメージを与えると回復をする武器を持っているので倒れにくいです。

また、SP攻撃のピヨリ攻撃は敵を足止めできる優秀な攻撃です。

●メロダク

武器の特性で通常攻撃にピヨリが付加されているので、うまくいくと一方的に攻撃できることもあります。

双剣は攻撃回数も多いため、ピヨリになりやすいです。

構成2 主人公(ボーラ)・カエラ・イェフディ

基本は構成1と同じです。

イェフディはスキルによって、敵が状態異常の時に攻撃を当てるとゲーム中1番の大ダメージを与えることができます。カエラのピヨリ攻撃で相手の動きを止めて、イェフディで大ダメージを出すという構成です。


参考になったでしょうか。

もちろん、上記の2つのパーティだけが強いというわけではありません。

ゲームの開発中には、マリオクラブさんを含め色んな方にモニターをしていただきましたが、「ボーラが最強!」「やっぱりボウガンが一番でしょ」「結局剣が一番使いやすくて強い」…などなど、遊ぶ方によって好みの武器やキャラクターは様々でした。

是非色々試して、あなただけの最強パーティを作ってみてくださいね。

 

これで『Ever Oasisの世界』の連載は終了ですが、今後もよりたくさんの方に『Ever Oasis』を楽しんでいただければ幸いです。長い間ご愛読いただきありがとうございました!

では、また次回作でお会いしましょう。

図:石井浩一さんサイン

4コマ:ヴィストラーダの日常⑧「長がんばる」

4コマ:ヴィストラーダの日常⑨「ペンクロウのひみつ」

紹介映像(2017年6月28日公開)

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