2016.2.19
ニンテンドー3DS / ポケットモンスター シリーズ

ついに蘇る!『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』 名場面や名勝負から大冒険をふり返ろう![Vol.1]

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みなさんこんにちは! 『ポケットモンスター』シリーズ公式ガイドブックの著者、元宮秀介と申します。ポケモン公式ガイドブックといえば、出版されるたびに、「まるで辞書並みの厚さだ」「もはや鈍器」と各方面で話題にのぼります(笑)。公式ガイドブックが分厚くなるのは、ポケモンのオフィシャルデータや、公式イラストなどの素材を余さず掲載し、読みやすく編集しているためです。今後はポケモン公式ガイドブックの厚さは、「情熱の結晶」だと思っていただけたら、うれしいです。

 

さて、2月27日(土)に、バーチャルコンソールソフト『ポケットモンスター ピカチュウ』が発売され、ニンテンドー3DSで遊べるようになります。この発売を記念して、これから5回にわたり、さまざまなテーマから『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の魅力を語っていきます。

当時遊んだ人も、今回初めて遊ぶという人も、楽しめる内容になっていますよ!

 


Vol.1

名場面!迷場面?からふり返る『ポケモン 赤・緑・青・ピカチュウ』

『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』 の冒険の目的は、ポケモンリーグを制覇して、チャンピオンになること。そして、150種類のポケモンを手に入れて、ポケモンずかんを完成させることです。

冒険の途中では、数々のポケモントレーナーたちとポケモン勝負を繰り広げたり、貴重なポケモンをつかまえたり、ポケモンを利用して悪事をはたらく組織と戦ったり、さまざまなドラマがあります。

そんな『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の物語の中から、僕の心に鮮烈に残っている、個人的な名場面を挙げてみました。

 


『ポケモン 赤・緑・青・ピカチュウ』の私的名場面ベスト10

私的名場面ベスト1
ゲームのオープニング演出!

『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の物語は、オーキド博士のメッセージから始まります。

オーキド博士が、ポケットモンスターのいる世界の説明をしてくれたり、主人公の名前を入力する手伝いをしてくれたりするのです。みなさんは、どんな名前をつけて遊んでいましたか?

そして、最初の名場面は、この準備がおわったあとに訪れます。

オーキド博士の「ゆめと ぼうけんと! ポケット モンスターの せかいへ! レッツ ゴー!」というかけ声とともに、主人公の姿があれよあれよという間に、4頭身から2頭身になっていきます。この場面は、あなた自身が『ポケットモンスター』の世界へ入っていく、記念すべき瞬間なのです。

『ポケットモンスター 赤・緑』を初めて遊んで、この場面を見たとき、「すごい演出だなーっ!」と思わず口にしてしまうほど興奮しました。先日もゲームボーイを起動して久しぶりに目にしましたが、当時の感激はまったく色褪せていませんでした!


私的名場面ベスト2
オーキド博士からポケモンをもらう!

『ポケットモンスター 赤・緑・青』※の数ある名場面の中でも、この場面のワクワク感は忘れられません!

そう、マサラタウンのポケモンけんきゅうじょで、オーキド博士からポケモンをもらう場面です。フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの中から1匹をプレゼントしてもらえるのです。

ここで選んだポケモンが、冒険の最初のパートナーとなります。

ひとめぼれで即決して選ぶもよし。進化後の姿を想像してじっくり選ぶもよし。あなたの自由です。ポケモンを選ぶと、オーキド博士は、うれしい言葉をかけてくれます。僕は、この言葉が大好きです。

 

「この ポケモンは ほんとに げんきが いいぞ!」

 

亀が好きな僕は、その愛らしい姿からゼニガメを選びました。ゼニガメとその進化形は、ひでんわざ「なみのり」をおぼえます。「なみのり」は戦闘で使うと、威力の高い攻撃を放つことができます。冒険の途中で使うと、水面を移動できるようにしてくれます。ゼニガメはオールマイティーに活躍してくれるポケモンだったので、ラッキーでした!

※…『ポケットモンスター ピカチュウ』では、オーキド博士が1ばんどうろの草むらでつかまえたピカチュウをもらい、ピカチュウと一緒に冒険することになります。


私的名場面ベスト3
トキワのもりでピカチュウと出会う!

ピカチュウは、誰もが知っている大人気のポケモン。ピカチュウを「てもち」に加えて冒険をしたい、という人も多いでしょう。野生のピカチュウと出会えるチャンスはすぐにやって来ます。冒険の序盤に訪れる、トキワのもりに生息しているのです。ただし、野生のピカチュウには、なかなか出会うことができません。その代わり、野生のピカチュウをつかまえたときの喜びは、「最高!」のひと言につきます。

…じつは、野生のピカチュウは、冒険の終盤に訪れるむじんはつでんしょにも生息しています。しかも、むじんはつでんしょのほうが、ピカチュウに出会いやすいのです(『ポケットモンスター 赤・緑・青』の場合)。

でも、ピカチュウの生息地といえば、トキワのもりという印象が強いですよね。僕はこだわって、草むらを歩き回り、粘りに粘って、トキワのもりのピカチュウをつかまえましたよ!


私的名場面ベスト4
古代ポケモンの標本を見学する!

ニビシティといえば、やっぱり「ニビかがくはくぶつかん」

1階には古代ポケモンの骨格標本が展示してあり、カブトプスとプテラの標本を観ることができます。

『ポケットモンスター 赤・緑』を遊びはじめたころ、次から次へ登場するポケモンたちの個性豊かな姿に喜んでいたのですが、古代ポケモンの存在には意表を突かれました。はるか昔に絶滅してしまったポケモンがいるなんて! ポケモンは一体いつごろから生息していたのだろう? 昔から人間と仲良くしてくれていたのだろうか…。博物館で古代ポケモンの標本を眺めながら、そんな想いにふけっていました。


私的名場面ベスト5
ポケモンタワーでガラガラの魂を天国に帰す

シオンタウンには、死んだポケモンの魂をなぐさめるポケモンタワーがあります。多くの人々が、ポケモンのお墓を訪れています。

街は、ポケモンタワーに正体不明のゆうれいが出没するというウワサでもちきり。ゆうれいの正体は、ロケット団員のせいで死んでしまったガラガラでした。子どものカラカラのことが気がかりで、ゆうれいになってさまよっていたのです。あまりにも悲しすぎます。

ポケモン勝負で勝利すると、ガラガラの迷いを断ち切ることができます。天に帰っていくガラガラの姿を眺めながら、「親が子を想う気持ちは、人間もポケモンも同じなんだなあ」と、ポケモンの生態の秘密に、少しだけ触れることができたような気がしました。


私的名場面ベスト6
「じてんしゃ」に乗ってサイクリングロードを駆け下りる!

サイクリングロードは、ぼうそうぞくやスキンヘッズなどのポケモントレーナーたちでいっぱい。ポケモン勝負を挑んで、全員に勝利すると、サイクリングロードを気兼ねなく移動できるようになります。ちなみに、サイクリングロードは、タマムシシティから入ると下り坂、セキチクシティから入ると上り坂になります。

「じてんしゃ」に乗ってサイクリングロードを駆け下りるのは、とても心地よいですよね! 僕は、吹いているはずのない風すら感じていました。今でも、サイクリングロードという言葉を耳にすると、あの爽快感を思い出します。


私的名場面ベスト7
豪華客船サント・アンヌごうの出港!

クチバシティには、サント・アンヌごうが停泊しています。

サント・アンヌごうは、世界一周の旅を続けている豪華客船で、クチバシティには年に1回しか訪れません。船内を探索し、船長の手助けをすると、サント・アンヌごうは出港していくんですよね。巨大な客船が出港するシーンは迫力満点!

僕はサント・アンヌごうの旅立ちを見送りながら、『ポケットモンスター』の世界の広大さを想像していました。この先にはどんな土地があり、どんな種類のポケモンが生息しているのだろう、と。


私的名場面ベスト8
ロケット団を退散させる!

ロケット団は、どんなポケモンでもつかまえられる「マスターボール」を求めて、ヤマブキシティにある、シルフカンパニーほんしゃビルを占拠しています。ビルの中は、ロケット団員やはぐれけんきゅういんがうようよしています。ロケット団のボスのサカキは、社長室に居座って、シルフカンパニーの社長を脅しています。ポケモン勝負でサカキを倒すと、サカキは退散していきます。「わが ロケットだんは ふめつだ! すべての ポケモンは ロケットだんの ために そんざい するのだ! そのことを わすれるなよ!」という捨て台詞を残して。サカキがあまりにあっさりと退散したことに拍子抜けしましたが、今思えば、この退散は“あの”衝撃の場面への伏線なのでした。


私的名場面ベスト9
ポケモンやしきの日記から浮かび上がるミュウの秘密!

ポケモンずかんNo.151のミュウは、幻のポケモンとして有名ですね。ミュウの生態は、ベールに包まれています。また、通常のプレイでは手に入れることができません。そんな幻のミュウの秘密が一部判明する場面があります。

グレンタウンにあるポケモンやしきの机の上に、やしきの持ち主のものと思われる日記が置いてあります。日記には、例えばこんなことが書いてあります。「にっき 7がつ10か しんはっけんの ポケモンを わたしは ミュウと なづけた」…。日記は、ほかにも数種類あります。

もちろん僕はすべての日記を見つけて、ミュウの謎に迫ることができました。そして、猛烈にこう思いました。「ミュウの姿を見てみたい! ミュウが欲しい!」。


私的名場面ベスト10
トキワシティジムリーダーの正体!

トキワシティジムは、冒険の序盤に訪れるトキワシティにあります。しかし、ジムの扉のカギはずっと閉まったままで、挑戦することができません。

僕にとって、この扉の奥に隠された秘密は、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の物語の中でも、最大の衝撃でした。

…じつは、トキワシティジムリーダーは、ロケット団のボスのサカキだったのです。みなさんも驚きましたよね?

サカキは、再びロケット団を立て直す日まで、トキワシティジムリーダーとして身を隠すつもりだった、というのです。どこまでポケモンを利用して悪事をつくすつもりなのかと、その執念深さに恐ろしさをおぼえました。


さて、ここまでは私的名場面ベスト10をご紹介してきましたが、ここからは趣向を変えて、私的“迷”場面について語っていきたいと思います。

 

『ポケモン 赤・緑・青・ピカチュウ』の私的迷場面ベスト5

 

私的迷場面ベスト1
行く先をふさぐよっぱらい

トキワシティにいるよっぱらい。主人公が先へ進もうとすると、道をふさいでしまいます。このよっぱらいは、じつは『ポケットモンスター』シリーズの最新作まで受け継がれている仕掛けのひとつ。条件を満たすと、それまで居座っていた場所から移動して、主人公を道路や施設に入れるようにしてくれる、あの人物やあの悪者の元祖なのです。

そう思うと、このよっぱらいが、とてつもなく偉大な人物に見えてきました……。


私的迷場面ベスト2
ポケモンとくっついているマサキ

マサキはそう、ポケモンセンターにある「ポケモンあずかりシステム」を作り上げた開発者です。その素晴らしい功績とはうらはらに、出会う場面はとてもユーモラス。マサキの家を訪れると、マサキは転送マシンの実験の真っ最中。しかし、実験は失敗して、マサキはポケモンとくっついてしまっています。マサキに会えると思っていたのに、言葉をしゃべるポケモンが出てきたときの驚き! しかも、ポケモンがしゃべる言葉は関西弁! 

予想をはるかに上回る展開にドギマギした後、マサキのしゃべる関西弁に心が和んで、自然に笑いがこみ上げてきました!


私的迷場面ベスト3
船酔いする船長

クチバシティに停泊しているサント・アンヌごう。船長は、船酔いをしています。世界一周の旅を続けている豪華客船の船長といえば、プロ中のプロ。そんな立派な船長が船酔いをしているのです! 笑うべきか、あきれるべきか。何とも複雑な気持ちにさせてくれる、困った船長ですね。


私的迷場面ベスト4
サファリゾーンで園長がなくした「きんのいれば」

セキチクシティから行けるサファリゾーンは、野生のポケモンの宝庫です。このサファリゾーンの園長は、「ひへは ほはへへ ひほうはッ! はッ はふへへ ふへ!」というふうに、何をしゃべっているのかサッパリわかりません。「きんのいれば」をなくしてしまっているからです。サファリゾーンの奥地に落とした「きんのいれば」を見つけ出して園長に渡せば、お礼に貴重なひでんマシンをもらえます。

人には親切にするものだな、と素直に感じられる場面です。それでもひろって届けたものが、他人の入れ歯だと思うと…何やら手のひらにベトベトした感触が広がってきました。オエーッ!気持ち悪いっ!


私的迷場面ベスト5
怪しげなコイキング売り

3ばんどうろにあるポケモンセンターには、「ぼっちゃん あ・な・た・だけに……! いい おはなしが ありまして ひみつの ポケモン コイキングが なんと たったの 500円! どうだい かうかね?」と言って、コイキングを売りつけてくる男がいます。ご存知の通り、コイキングは「ボロのつりざお」を使えば、かんたんに釣れるポケモンです。この男が売りつけてくるコイキングが何か特別な「のうりょく」を持っている、ということもありません。

このコイキング売りの男から、ゲームの世界でも、うますぎる話は疑ってかかれ、と学びました。当時、男を信用してコイキングを買ってしまった友だちから、さんざんグチを聞かされました。みなさん、甘い言葉にはくれぐれもご用心を!

©1995, 1996, 1998 Nintendo/Creatures inc./GAME FREAK inc.
©2016 Pokémon. ©1995-2016 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
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