生まれ変わった、自由をめぐる新しい冒険。『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』が、Nintendo Switchで本日発売!

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この春、『FFVII』『FFIX』『FFX/X-2』に続いて、シリーズ第12作目が登場です。『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』が、本日、スクウェア・エニックスさんよりNintendo Switchで発売されました!

2006年に発売された『FINAL FANTASY XII』。自由度と戦略性の高いリアルタイムバトルが特徴的なこのシリーズ第12作目をベースに、ゲームデザインを再構築しHDリマスター化された本作は、現世代のハード性能と技術を活かして、映像表現力をはじめ、プレイ体験や、サウンド表現力の向上が図られた作品です。

本作『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』自体は2017年に発売されているのですが、今回、Nintendo Switchに向けて発売されるにあたっても、時代に合わせていくつかの機能強化がなされています。このトピックスでは、本作をプレイするうえでおすすめとなるポイントをかいつまみながら、Nintendo Switch版ならではの機能も合わせてご紹介していきたいと思います。それではさっそく見ていきましょう。

物語

それは、強大な軍事国家アルケイディア帝国の侵略でダルマスカ王国が滅亡した戦争から2年後のこと。今作は、「イヴァリース」と呼ばれる広大な世界での物語です。

帝国に占領された街でたくましく生きながらも空賊となって大空を駆ける“自由”に憧れていた少年・ヴァン。そして、ひそかに解放軍を率いて祖国の再興をめざし、帝国への復讐こそが“義務”だと誓っていた王家で唯一生き残った王女・アーシェ。この2人の出会いから、アルケイディア帝国侵攻の裏に隠された謎をめぐるストーリーが展開されます。

全てを失った王女アーシェ、ヴァンの友人のパンネロ、空賊バルフレアとその相棒フラン。そして、ダルマスカ王国将軍でありながら国王を殺害したバッシュなど、多くの登場人物との出会いから、運命が結ばれ、やがて国々の命運をも変えられていきます。果たしていかなる結末が待ち受けているのでしょうか。

今作のバトルは、「ADB」(アクティブ ディメンション バトル)

本作は、時間と空間の概念が組み込まれた独自のバトルシステム、「ADB」(アクティブ ディメンション バトル)が採用されており、フィールド上に存在する敵がこちらを認識するか、敵に何らかのアクションを仕掛けると、そのままバトルに突入します

バトルは、メンバーや敵との距離が戦闘に影響するため、遠すぎるとアクションを実行できなくなることもあります。行動ごとに有効な距離が決まっており、例えば同じ「たたかう」というアクションでも剣より弓や銃の方が遠くから攻撃が可能となります。

また、すべてのアクションはキャラクターの「スピード」に影響され、同じ行動をとっても、キャラクターによって速さに差がでるため、どのキャラクターに何を優先させるかが重要となります。

地形や敵の配置を視認しながら、どのようにフィールド探索するかリアルタイムで判断して進める緊張感を味わうことができます。

2つのジョブを自由に組み合わせて育成する「ゾディアックジョブシステム」

「ゾディアックジョブシステム」は、キャラクター育成を目的に、インターナショナル版となる『FINAL FANTASY XII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM』(2007年発売)で初搭載されたのですが、今作ではそのシステムが大幅に強化されています。ナイト、モンク、赤魔戦士、ウーランといった12種類のジョブの中から、1キャラクターにつき2種類のジョブを自由に組み合わせて育成することができます

ジョブごとに装備できる武具や、使用できる魔法や技などが異なるので、ジョブの短所を組み合わせで補ったり、魔法攻撃に特化した組み合わせにするなどして、プレイヤーの組み合わせ次第で性能や戦略に差が出る育成を楽しむことができるようになっています

また本作Nintendo Switch版ではさらに、パーティーメンバーのライセンス(ジョブ)をリセットし自由にジョブチェンジできるようになっており、プレイ状況に応じてお好みでジョブをカスタマイズしながら冒険を楽しむことが可能になっています。

ジョブの組み合わせで広がる「ガンビット」バトル

この、2つのジョブを組み合わせてキャラクターを育成できる「ゾディアックジョブシステム」により、『FFXII』のバトルシステムの象徴である「ガンビット」の戦術も広がっています

「ガンビット」とはバトル時の作戦指示書のようなもので、これを設定したキャラクターはその内容に沿ってアクションをオートで実行するのですが、たとえば、ナイト×黒魔道士のジョブで通常は剣による攻撃を主体としているキャラクターが、武器攻撃に耐性のある敵に囲まれた際、すかさず弱点属性の魔法を繰り出して窮地を脱するといったことが可能になっています。

なお本作Nintendo Switch版では、この「ガンビット」のスロットが12個×1セットから12個×3セットに拡張されていますので、「フィールド探索用のガンビット」「ボス戦用のガンビット」といった具合にセットアップし、戦況に応じてガンビットのセットを切り替えることでバトルをスムーズに楽しめます。

クリア後のやりこみが快適にできる「強くてニューゲーム」

「強くてニューゲーム」は、ストーリー本編をクリアすることで選択できる、その後のやりこみを快適にするモードです。登場するキャラクターのレベルが全て90の状態からスタートできるので、1周目で倒せなかったモンスターの討伐や、本編とは別途用意されている、全100ステージに及んで強敵たちと連戦する「トライアルモード」などにもどんどん挑戦できます。

また本作Nintendo Switch版では、この「強くてニューゲーム」において、パーティーメンバーのレベルが90からスタートするだけではなく、前回プレイで入手した所持品を引き継いでさらに強力な状態で冒険をサクサク進めることができます。1週目のプレイでは立ち寄らなかったフィールドの探索、倒していない召喚獣の討伐などにトライするなど、さらなる冒険を楽しんでみてください。

本作にはそのほかにも、ここでは語りつくせないほどたくさんの魅力要素があるのですが、それらはぜひ、実際にみなさんの手でお確かめいただければと思います。いま「ニンテンドーアカウント」でログインしていれば、下記リンクからすぐにソフトをダウンロード購入いただけます!

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    edited by : 編集部 Gami
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