ここが見どころ! ヨーロッパ企画が贈る「アダムちゃん ~宇宙人が京都にホームステイ~」(全5話)をまとめてみました。

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任天堂ホームページやYouTube任天堂公式チャンネルに掲載されている“謎”の動画「アダムちゃん ~宇宙人が京都にホームステイ~」をご存じですか?

この動画は、京都に住むWii Uを購入したばかりの小学生男子「キョウスケ」と、地球侵略をもくろむ宇宙人のお姫様「アダム」との交流を描くWEB動画として、2014年12月25日に第1回が掲載され、これまで全5話(最終話)が公開されています。

当トピックでは、この「アダムちゃん」全5話の見どころをあらためてご紹介。動画の内容は任天堂ホームページなどですでに公開済みですが、今回、映像の脚本・監督を担当されたヨーロッパ企画(※1)の、西垣 匡基さん(※2)からいただいた各話の見どころとともに動画をまとめ直していますので、すでにご覧になった方も新たな味わいが発見できるかもしれません。ページの最後までじっくりご覧ください。

※1 ヨーロッパ企画=1998年に結成された、京都を中心に活動している劇団。代表・上田誠さんの脚本・演出による群像コメディを上演する演劇のほか、イベント企画・テレビ・ラジオ番組の制作など、「劇団」という枠を超えてコンテンツ制作を展開。映画『サマータイムマシーン・ブルース』(2005年公開)や『曲がれ!スプーン』(2009年公開)は、劇団ヨーロッパの舞台が原作になっている。くわしくは、「ヨーロッパ企画」ホームページを参照。

※2 西垣 匡基さん=2010年にヨーロッパ企画に参加した、テレビディレクター/脚本家。2011年1月からはじまったテレビ番組「ヨーロッパ企画の暗い旅」(KBS京都)のディレクターとして活躍。また、作家としてドラマの脚本やイベントの構成なども手掛けており、「アダムちゃん ~宇宙人が京都にホームステイ~」では、全話の脚本・監督を担当。

「アダムちゃん」とは(ものがたりのあらすじ)

京都に住む、小学生の男の子キョウスケは、Wii Uを買ってウキウキ気分。だけど、その帰り道、UFOにさらわれてしまう! 現れたのは、地球戦略をもくろむ宇宙人たち・・・。襲われるキョウスケ! 思わず落としてしまったWii U。「ちょっと待てぃ! これは何じゃ?」と、宇宙人のお姫様は地球のゲームに興味津々の様子。小学生の男の子と、宇宙人のお姫様の、こころのふれあいを、Wii Uがつむぐ物語。

第1話 「はじめての出会い」

【第1話のここが見どころ!】
まず僕が心を奪われたのはWii U ゲームパットで撮影してMiiを作成できることでした。目をつむってみたり、変な顔をしてみたり・・・。あの出来上がりのポン!とMiiが現れる感じが、たまらないですね。なので、1話はその場面を何度も何度も出してみました。[ヨーロッパ企画・西垣匡基]

【第1話で紹介しているソフト】
『Miiスタジオ』(Wii U本体内蔵ソフト)

第2話 「そうじゃ!ケーキ屋に行くのじゃ!」

【第2話のここが見どころ!】
『マリオカート』は、小学生の頃から熱中していました。コントローラーを持って体ごとコーナーを曲がってました。そんな『マリオカート』あるあるをいっぱい詰め込めんだのが第2話です。「最初の頃は、コースが分からず逆走しちゃう」「4人対戦のとき、間違えて別の人の画面を見ちゃう」とか、あーあるなぁと思いながら、見てもらえたら嬉しいです。[ヨーロッパ企画・西垣匡基]

【第2話で紹介しているソフト】
『マリオカート8』(Wii Uソフト)

第3話 「夜中にこっそり大パーティ!」

【第3話のここが見どころ!】
子供の頃ってゲームの時間が限られてませんでした? 僕は決まっていました(キッチンタイマーで計られてました)。だけど、それが解禁になるときがありました。酔っぱらったお父さんがゲームソフトを買ってきたときです(笑)。その日の深夜の楽しかった時間をお伝えできればなぁと。[ヨーロッパ企画・西垣匡基]

【第3話で紹介しているソフト】
『マリオパーティ10』(Wii Uソフト)

第4話 「地球をかけて大乱闘!」

【第4話のここが見どころ!】
なんと「Miiファイター」でプレイできるじゃないですか!? そこで、「Miiファイター」のトーナメントバトルにしました。アダムちゃんのMiiっておじさんみたいで味があるんですよ。ストーリーでいうと、正義のはずのサカイがキョウスケ家のみんなに嫌われる、というところが気にいっています。宇宙警察だろうが、家族にはかなわないという(笑)。[ヨーロッパ企画・西垣匡基]

最終話 「大銀河でスーパーマリオメーカー!」

【最終話のここが見どころ!】
アダムたちが挑戦するステージも作らせてもらいました。役者にもガチンコでプレイしてもらっているので、「あそこのドッスンにひっかかるかな!」「えっ!こんな行き方あるの!」と喜びながら、興奮しながら、収録しました(笑)。[ヨーロッパ企画・西垣匡基]

【最終話で紹介しているソフト】
『スーパーマリオメーカー』(Wii Uソフト)


以上、全5話で完結する「アダムちゃん ~宇宙人が京都にホームステイ~」。当トピックス編集部がオススメする見どころは、第4話から最終話にかけて登場する大銀河警察官「サカイ」のゲーム実況ぶり。とくに最終話で描かれる『スーパーマリオメーカー』対決では、声の張り、セリフの切れともに秀逸。コースの鬼畜さに、実況のセンスの良さとライブ感がミックスされ、ヨーロッパ企画らしいコメディ作品となっている。5話合計、1時間16分2秒におよぶ長編を、ぜひご堪能あれ。

edited by : 編集部 Gami
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