「スプラトゥーン甲子園2023」全国決勝大会レポート。全国から集まった猛者たちの頂点が決定。

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3月30日(土)、31日(日)の2日間、「スプラトゥーン甲子園2023」全国決勝大会が開催されました!

年齢制限なしの「一般チーム部門」と今回から新設された小学生以下限定の「小学生チーム部門」の2部門で行われました。全国決勝大会のルールは以下になります。

地区大会またはオンライン予選を突破したチームによる、ナワバリバトル日本一を決める全国決勝大会。残念ながら無観客で行われることになりましたが、現地の雰囲気をなるべくお伝えできればと思います。また、2日間の大会の様子はそれぞれ動画で確認できますので、気になる方はぜひご覧ください。

無観客ですが、会場は熱い!

会場内は無観客ではありますが出場選手や、「小学生チーム部門」に参加される選手の保護者の方の応援で各試合盛り上がってました。空いた時間にはフォトスポットで撮影されるかたも……。

また、出場選手の待機所では、直前まで練習をして動きを確認したり、チームメンバーと打ち合わせたり、試合を見たり、ときにはリラックスされてるようでした。

拮抗した戦いが頻発!? 予選リーグ

最初にオープニングとして予選に参加する全22チームが入場しました。約1年を締めくくる大会がいよいよ始まるためか、緊張感もありつつも楽しんでいる様子でした。

30日は「小学生チーム部門」、「一般チーム部門」共に、それぞれ甲、乙二つのリーグに分かれて総当たりの予選大会が行われました。

「小学生チーム部門」は10チームのうち4チーム、「一般チーム部門」は12チームのうち8チームが勝ち上がり、翌日の決勝トーナメントに進出します。

詳しいバトルの様子は映像を見ていただければと思いますが、一時も目が離せない試合ばかりでした。

個人的に印象に残った試合は小学生部門甲リーグ第5試合の「たこなしたこ焼き」VS「コジャケ学園」の試合です。「コジャケ学園」のおだんごなす選手とねむ選手の2トップが前線で暴れて優位に試合を進める中、終盤「たこなしたこ焼き」が押し返しはじめるのですが、ホットブラスターカスタムを使いこなすおだんごなす選手が連続で相手を倒し「コジャケ学園」が勝利をつかみました。ブラスター使いの方は必見です。

長時間に渡る予選リーグでしたが、各リーグの予選の結果は以下のようになりました。

2日間に渡る激闘を制したのはどのチーム!? 決勝リーグ

前日の予選リーグに続いて、31日は決勝トーナメントが行われました。
まず「小学生チーム部門」が4チームで行われ、その後に「一般チーム部門」が8チームで行われました。

小学生チーム部門の結果はいかに!?

最初に行われた「小学生チーム部門」の試合は前日に引き続き保護者の方の熱い応援もあり、非常に盛り上がっていました。決勝トーナメントは予選リーグ以上に実力も伯仲しており、見ごたえ抜群でした。

決勝戦は、関東 DAY1代表「RESP-ects」と、東海 DAY2代表「ダイナミック前線」で、前日の各リーグ1位チーム同士による対戦となりました。

「RESP-ects」

「ダイナミック前線」

優勝は「RESP-ects」

優勝したのは、「RESP-ects」! 3連勝での優勝となりましたが、判定が出るまでどちらが勝っているかわからない試合もあり、最後まで熱いバトルが続きました。
地区予選から1セットも落とさず優勝と驚きの結果です。各人が高い個人技をもち、さらに連携力と役割分担もしっかりしている隙がないチームだと感じます。
準優勝の「ダイナミック前線」も最初の試合は特に1.2%差と非常に惜しく、実力はほぼ拮抗していたと思います。

試合後に「RESP-ects」のみなさんに一言ずつコメントをいただきました。

シューマさん

いままで支えてくれたメンバーや監督、練習に付き合ってくれた方たち、甲子園の運営さん、スプラトゥーンを作ってくれた人、もちろん応援してくれた両親にありがとうと言いたい。

リョーさん

シューマさん、エリモモさんのツートップをカバーする立ち回りや、敵にラインを上げさせない動きを意識して戦っていて、結果的に全勝で優勝できとてもうれしい。120%の力を出し切れました。

エリモモさん

この一年メンバーとずっと練習してきて、自分だけでなくメンバー全員の力が甲子園決勝の場で発揮できた。本当に優勝できてよかったです。

ぽんすけさん

シューマくんとエリモモちゃんの攻撃と、リョーくんのサポートで連携力のある凄い強いチームだから優勝できたし、優勝できてうれしい。

一般チーム部門8チームによる熱き戦い

次に行われた「一般チーム部門」もどの試合も白熱した勝負の連続でした。特に過去大会で優勝経験のあるメンバーを擁する「BangColorBabyZ」を「心の怪盗」が破った試合は3本目までもつれこみ、1.7%差での勝利と最後まで読めない試合でした。

決勝戦は、北海道 DAY1代表「さくらっしゅ」と、関東 DAY1代表「心の怪盗」と前日の甲リーグから勝ち上がったチームでの対戦となりました。

「さくらっしゅ」

「心の怪盗」

優勝は「心の怪盗」

優勝したのは、「心の怪盗」! 前日の甲リーグでの対決では「さくらっしゅ」に軍配が上がりましたが決勝では見事勝利を盗みました。準々決勝で「BangColorBabyZ」を破った後は、準決勝、決勝とストレート勝利が続き勢いを感じました。
「さくらっしゅ」も過去全国大会に出場経験のあるメンバーで構成されているだけあり、熟練の試合運びでしたが惜しくも準優勝となりました。

試合後に「心の怪盗」のみなさんに一言ずつコメントをいただきました。

つくよみさん

チームを結成して1年半の間、ケンカをしたりいざこざもあったけど、この最強のメンバーと優勝できてうれしいです。

さんくさん

練習のときは本当に勝てなかったんですが、本番は4人とも練習に比べて5、6倍くらいの力を発揮できました。

とーやさん

応援してくれた人や練習相手、コーチみんなに感謝を伝えたい。自分ひとりでは絶対にうまくいかなかったので、周りの力は大事だなと思いました。

らうるさん

全国優勝という目標に向けてやってきて、どのチームよりも練習量は多くやってきたと思う。その練習の成果が結果として出せたのがうれしい。 

最後に「Splatoon 3 World Championship 2024」に向けてリーダーのつくよみさんに一言コメントいただきました。

つくよみさん

日本のみなさんの心は頂戴したので、次は世界のみなさんの心を頂戴しにいきます。

「一般チーム部門」の優勝チーム「心の怪盗」は、4月13日(土)、4月14日(日)に行われる「Splatoon 3 World Championship 2024」に日本代表として参戦します。世界の強豪との熱いバトルにも期待大です。

イカ研からのコメント

イカ研究員から今大会についてコメントが届いていますのでご紹介します。

小学生チーム部門と一般チーム部門に分かれての開催となったスプラトゥーン甲子園2023。ついにそれぞれの代表チームが集結し、全国決勝大会が開幕した。

初の開催となった小学生チーム部門。各地区大会を勝ち上がった10チームが、日本一を目指して激しいバトルを繰り広げた。決勝戦に駒を進めたのは、高度なテクニックと冷静な判断力を持った「RESP-ects」と、最前線まで攻め上がる圧倒的な攻撃力で相手チームをねじ伏せてきた「ダイナミック前線」。地区大会から全国大会準決勝まで一本も落とさず勝ち抜けてきた両チーム。激しい攻防が繰り広げられる中、お互いの広い視野で味方へのカバーを的確に行って人数有利を守りきった「RESP-ects」が競り勝ち、見事小学生チーム日本一の座を勝ち取った。チームメイト、対戦相手、応援してくれている人への感謝を忘れない君たちがナンバーワンだ! おめでとう!

一方の一般チーム部門は、各地区の代表チームにオンライン大会の優勝チームが加わった12チームで栄冠を競い合った。DAY1の予選甲リーグは激しい混戦となった。そんな甲リーグを、1勝3敗の絶望的な状況からも諦めずに勝利をもぎ取り4位に滑り込んだ「心の怪盗」と、2人のスロッシャーの達人の攻撃力にナワバリバトル巧者たちの判断力が合わさり勝利を呼び込んで突破してきた「さくらっしゅ」が、DAY2の決勝戦で再び相まみえることになった。
「さくらっしゅ」の猛攻に一時押し込まれることはあったものの、後衛のメンバーが丁寧に対処をして押し返し、終盤には前衛のメンバーが相手陣地のナワバリを奪い取った「心の怪盗」が、DAY1の雪辱を晴らし優勝を果たした。観客の心も、優勝の栄冠も、君たちのものだ! おめでとう!

長きにわたり開催してきたスプラトゥーン甲子園2023。全地区代表チームの誰一人欠けることなく開催することができたのは、ご参加いただいた選手の皆さん、応援してくださったすべての皆さんのおかげであることは間違いない。イカ研究所研究員および助手一同、心より感謝を申し上げる。

4月13日・14日には北米や欧州、オーストラリア/ニュージーランドなど、世界各地の代表決定戦を勝ち抜いたチームが集い世界一を決定する「Splatoon 3 World Championship」が開催予定だ。一般チーム部門で優勝した「心の怪盗」には日本代表としてご出場いただく。こちらもぜひ応援していただきたい。

副賞として特別なデザインのネームプレートキーホルダーも

優勝チームである「RESP-ects」と「心の怪盗」のメンバーに、イカ研究員から特別なネームプレートキーホルダーが送られることが発表されました。背景が甲子園仕様の特別なデザインで、称号も特別なものになります。

『スプラトゥーン3』のゲーム内で作成したネームプレート(プレイヤー名、二つ名、プレート、バッジ)を再現したアクリルキーホルダーはアクリルチャームが1個付属しマイニンテンドーストアから注文が可能です。あなただけのキーホルダーを身に着けてみてはいかがでしょうか。

「Nintendo Switch Online」7日間体験チケットを配布中

『スプラトゥーン3』をオンラインで楽しむのに必要な「Nintendo Switch Online」4月15日(月)までの期間、7日間体験できるチケットをマイニンテンドーポイントプログラムで無料でもらうことができます。

チケットの交換は、下記のギフト交換ページから可能です。

本チケットは、ニンテンドーeショップ、マイニンテンドーストアで提供している「7日間無料体験」を過去にご利用された方でもご利用いただけます。

※18歳以上のアカウントでは、7日間体験開始時、「個人プラン 1か月(30日間)利用券」の自動継続購入が有効になります。
※体験期間中に、自動継続購入の更新を停止すれば、料金は発生しません。
※18歳未満のアカウントの場合、自動継続購入は有効になりません。

オンラインで対戦やサーモンランを楽しみたい方は、ぜひこの機会にお試しください。

「Nintendo Switch Online」で楽しめる主なサービスについて、こちらの記事でもご紹介していますので、ご興味のある方はご覧ください。


世界中の強豪が集まる「Splatoon 3 World Championship 2024」も配信しますので、興味のあるかたはぜひ配信をお楽しみに! こちらについてもレポートを掲載予定です。

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