「サガ」シリーズの8年ぶりの完全新作『サガ エメラルド ビヨンド』が、スクウェア・エニックスさんよりNintendo Switchで本日発売されました。
フリーシナリオや、シリーズお馴染みのシステムはそのままに、新たに楽しめる要素も盛りだくさん。
まずはこちらの映像をご覧ください。
＜ストーリー＞
翠の波動のその先へ
新たな主人公たちの物語（サガ）が今、始まる。
天国、地獄、天界、地下世界、妖精郷……さまざまな呼び方で認識されてきた異世界。だがそれは特殊な異世界などではなく、連接された無数の世界の一つなのだ。多くの世界で、その事実は知られず、自らの世界が唯一のものだと、当たり前のように信じられてきた。
人々が認識しているかどうかに関わらず、連接された世界は互いに影響を与えあい、変化を続けてきた。
そして、今また新たな変化が、連接世界を舞台に始まろうとしている。
連接領域と17の世界
「連接領域」と呼ばれる異空間と、「連接領域」に現れる扉から繋がる17の世界が本作の舞台。主人公たちは、「連接領域」を介して歴史も文化も異なるさまざまな世界を巡ることになります。登場する世界のうち、一部をご紹介します。
歴史ある古都。そこにも目に見えない危機が迫っている。だが、この地には人々に知られることなく戦い続けてきた者たちがいる。
魔女の国。そこでは魔女たちが魔法で気ままに暮らしている。だが、世界は均衡を求める。魔女の自由と引き換えに、彼女たちは過酷な運命と向き合うことを要求される。
輝く宝石のような街。ここが世界の中心であることを忘れてしまう情景。だが、いや、だからこそ、この街には思いもよらぬ存在が引き寄せられてくるのだ。
闇の王の支配する闇の世界。苦しみも怒りも、すべてが闇の王の為に存在する。闇は永遠に続くのだろうか。
どの世界への扉が現れるか、どの世界を選ぶか、そしてそこで何を成すか……すべてはプレイヤーの選択によって変化。物語は道中の選択や周回プレイに応じて分岐し、シリーズ史上もっとも変化する作品となっています。
6人5組の主人公たち
プレイヤーは生まれた世界も目的も種族さえも異なる、6人5組の主人公から選択することができます。
御堂綱紀（種族：人間）
CV：三宅貴大さん
古風な街並みが広がる世界「ミヤコ市」の名家御堂家の血筋。意志を持つ「クグツ」を操る力を持つ。先の大戦で旧体制とともにミヤコ市の霊的秩序も崩壊し、様々な怪異現象が発生するようになった。失われた霊的支配力を回復するための異界探査計画「カテドラル計画」に選抜された綱紀は、クグツとともに四神の力を手に入れる旅に出る。
アメイヤ（種族：人間）
CV：飯沼南実さん
魔女の統べる世界「プールクーラ」から卒業試験でミヤコ市を訪れた見習い魔女。ミヤコ市では小学6年生の「泉ゆめは」として使い魔の猫と暮らしていたが、正体不明の男にほぼ全ての魔力を奪われてしまう。はたしてアメイヤは魔力を取り戻し、最終試験に合格できるのか？
ボーニー＆フォルミナ（種族：人間）
CV：村中知さん、陶山恵実里さん
摩天楼建ち並ぶ「キャピトルシティ」で起きた大統領暗殺未遂事件の真相を追う、元海兵のボーニーと射撃の名手フォルミナの警察官2人組。事件の重要参考人が残した「大統領が裏切った」という言葉と、謎の三角形のピースを手掛かりに、事件の真相を追って異世界を巡る。
シウグナス（種族：吸血鬼）
CV：小野友樹さん
闇に閉ざされた世界「ヨミ」を統べる、不死なる吸血鬼にして闇の王。何者かの裏切りにより玉座を追われ、目覚めると死せる戦士が集う世界「ブライトホーム」だった。王の戦士団に加えられ混沌の侵略者との戦いに駆り出される。だが、なぜ不死である自分が死者の世界へ来たのか、戦士団の仲間たちと共に闇の王としての能力を取り戻す旅が始まる。
ディーヴァ ナンバー5（種族：メカ）
CV：諏訪彩花さん
王都を中心に産業が発達した世界「アヴァロン」で人気を博す、歌とダンスを得意とするメカ。人々を魅了する完全無欠のエンターテイナーだったが、王立博物館で見つけた禁止楽曲を歌ってしまったことで、メモリと歌唱機能を封じられ、歌も仕事も失ってしまう。失意の中、人型のボディをも捨て去り、勧誘されるがままに異世界探索隊へと参加しアヴァロンを離れる。
おなじみのシステムから新システムまで
「ひらめき」や「連携」のように、シリーズおなじみのシステムはもちろん健在。さらに本作には、より高い戦略性が求められる「リザーブ技」といったシステムも搭載されています。
シリーズおなじみのバトルシステム
ひらめき
バトル中、武器に応じた新しい技をひらめくことがあります。ひらめいた技は次のターンから使用することができ、一挙に戦局を変える要因になるかもしれません。
連携
それぞれの技が持つ連携可能な範囲をタイムライン上で繋ぐことで「連携」が発生し、ダメージが上がります。味方だけでなく敵も同じように「連携」するため、味方の「連携」を優先するのか、敵の「連携」を阻むのか、戦略が問われます。
より戦略性の高いバトルを築くシステム「リザーブ技」
仲間や敵の行動をきっかけに発動する技を「リザーブ技」と言い、「リザーブ技」にはインタラプト・カウンター・プロテクト・フォロー・チェイスの5タイプがあります。
インタラプト
インタラプトはぞれぞれの技に設定された攻撃属性に反応して発動し、自分の行動順に関係なく相手の行動前に割り込んで技をくりだせます。
カウンター
カウンターは相手の攻撃を無効にしつつ強力な反撃ができる攻防一体の強力な行動。ただし自分が相手からの攻撃をうける必要があるため、自分に攻撃が来ない場合には1ターン何もせずに終了してしまうという弱点もあります。
プロテクト
プロテクトは指定した仲間が攻撃をうけた際に割り込み、ダメージを軽減しつつ肩代わりできます。瀕死の仲間を守るときや、全体攻撃に対して使うことでダメージをうける仲間の数を減らすこともできます。また、自分自身への攻撃を無効にする技もあります。
フォロー
フォローは最初に行動した味方の後に続いて行動するリザーブ技。たとえ自分の行動順が最後だとしても味方の行動後に割り込んで技を繰り出せます。割り込んだ際に連携範囲が変化するので、連携が繋がることもありますが、逆に連携が途切れてしまう場合もあります。
チェイス
チェイスはフォローが味方の行動後だったのに対し、指定した敵の行動後に割り込んで行動するリザーブ技。敵の行動に割り込む特性上、敵の連携を阻止しやすくなります。
多彩な種族
さらに、本作には成長や技の取得が異なる多彩な種族が登場するため、それぞれの特徴を活かすことで、さらに高度な戦略を組むことができます。
人間
人間は最もオーソドックスな種族で、ほぼ全ての装備が使用でき、大半の技・術も扱えます。バトルによって成長していき、シリーズおなじみの「ひらめき」で新たな技を覚えながら成長していきます。さらに、人間は「我流技」という人間だけの技もひらめき、使用できます。
クグツ
クグツも人間と同じくさまざまな装備が可能ですが、武器は1つしか装備できず、技をひらめくこともできません。代わりに戦闘中に他者が使った技を「写し身」によってコピーし、熟練度ごと習得することができます。
モンスター
モンスターは爪や毛皮などの生まれ持った武器防具にバトルで倒したモンスターを吸収することで、そのモンスターの技を習得できます。ただし、モンスター技は1つの装備に1つまでしか吸収できないため、新しい技を覚えるためには古い技を解き放つ必要があります。
短命種
短命種は戦闘を重ねるとステータスが成長する代わりにライフポイント（LP）が減っていきます。そして、LPが尽きると次世代の短命種に技を継承し、生まれ変わります。一個体ではなく種族として成長していく特徴を持ちます。
メカ
メカは「ひらめき」などで技を覚えることはできませんが、装備した武器や防具に応じた技を扱うことができます。さらに、HPなど各種パラメーターも装備品で大幅に変化します。
プレイヤーの数だけ変化する物語と戦略性の高いバトルが楽しめる、シリーズの粋を結集した『サガ エメラルド ビヨンド』は本日発売です。
また、アメイヤ編の物語冒頭が楽しめる、セーブデータを引き継ぎ可能な体験版も配信中です。本作が気になっている方は、まずこちらをプレイしてみてはいかがでしょうか。
いま「ニンテンドーアカウント」でログインしていれば、下記リンク先からすぐに、体験版をダウンロードしたり、ダウンロード版ソフトを購入したりすることができます。
ニンテンドーSwitch
© SQUARE ENIX
