『スプラトゥーン3』の世界一が決まる。「スプラトゥーン3 ワールドチャンピオンシップ 2024」レポート。

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4月13日(土)、4月14日(日)の2日間、「スプラトゥーン3 ワールドチャンピオンシップ 2024」が開催されました!
春らしい陽気に恵まれた2日間でしたが、会場では熱い戦いが行われました。

日本や北米、欧州をはじめとする、世界各地域で行われた代表決定戦を勝ち抜いた選手たちが世界一の座を争いました。今回から新たに日本以外にもアジアから2チームが参加しています。

出場チームや選手について紹介している観戦ガイド映像も公開中ですので、こちらもご覧ください。

選手紹介や対戦ルールについては特設サイトでもご紹介しています。

4月13日(土)
予選リーグ

13日は6チームが2つのグループにわかれての予選リーグが行われました。予選リーグではナワバリバトルで2試合先取したチームの勝利となります。

各グループ1位となったチームは翌日の決勝トーナメントでは1試合少ない準決勝からの試合となります。各グループの1位を目指して熾烈なバトルが行われました。

スプラトゥーン甲子園でおなじみのナワバリバトルですが、甲子園とは異なる編成やブキも多く、どの試合も見ごたえがたくさんありました。

特に印象に残った試合は「Smart Roast Chickens」vs「KaiZer」の第一試合です。序盤ジムワイパー使いの「Zerr[eZ]」選手がショクワンダーで大暴れの「KaiZer」でしたが、徐々
に「Smart Roast Chickens」も押し返し、残り30秒で逆転勝利が見えてきました。しかし、ラスト5カウントで「KaiZer」がワイプアウトを決め、勝利を掴みました。

そして、各予選リーグの結果は以下のようになりました。

4月14日(日)
決勝トーナメント

14日は決勝トーナメントが行われました。トーナメント戦は4種のガチバトルとナワバリバトルで行われ、準々決勝、準決勝は3試合先取、決勝は4試合先取したチームの勝利となります。

日本ではナワバリバトルでの公式試合が多いため、ガチマッチルールでの試合は編成や攻略方法がさまざまで、どの試合も見どころがたくさんでした。

特に印象に残ったのは「Jackpot」と「KaiZer」の準決勝です。最初の2戦は「KaiZer」が先取し、このまま決勝へと進むのかと思われましたが、3戦目で勝利した「Jackpot」が勢いを付けて逆転し決勝に進出しました。5試合どれも良い試合で、観ているこちらが緊張するような試合の連続でした。

また、日本代表「Phantom Thief」はガチマッチルールで公式戦を戦うのは初めてでしたが、「GREASY GOBLINS」相手にストレートで勝利を収め、決勝にコマを進めました。

決勝戦は「Jackpot」と「Phantom Thief」による対戦となりました。

「Jackpot」

「Phantom Thief」

優勝は「Jackpot」!

ガチマッチルールに慣れている「Jackpot」が優位に進める展開が続き、「Phantom Thief」も第2試合のガチエリアで勝利しますが反撃もそこまで。「Jackpot」が4-1で優勝を決めました。

常に冷静な試合運びで大崩れせず、じわじわと相手を追い詰める展開が多かった気がします。ブキもルールと場所によって毎試合持ち替えており、かなり練習を重ねてきた印象
を持ちました。

試合後に「Jackpot」のみなさんにインタビューさせていただきました。
少々長いですが、興味深いお話も聴けましたのでぜひご覧ください。

優勝おめでとうございます。ワールドチャンピオンシップいかがでしたか?

Madness

夢が叶いました。でもすごく緊張しました。だけどすごく楽しめました。

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初日は緊張を感じずに楽しめましたが、2日目は試合が激しくなり、特にライバル視していた「KaiZer」との試合が緊張しました。

2日間で印象に残った試合はやはり「KaiZer」との試合でしたか?

Madness

一生の中で、一番印象に残った試合でした。

チームとしての強みはどこだと思いますか?

Madness

チームで一気に攻撃を仕掛けるところです。

そのために意識しているのはどういうところですか?

Jared

まずは、お互いのコミュニケーションが大事です。そして、ブキ編成。チームのブキの相性が、射程とペースがうまく合わさってないとちゃんとした攻めができません。

今日の試合ではいろいろなブキに持ち替えてましたが、あらかじめ決めていたのでしょうか。

Madness

もちろん決めていました。今回はあらかじめステージが決まっていたので、何回も何回も繰り返し練習して最適なブキ編成を決めていました。

Leafi

もうひとつ重要なのは、柔軟性です。自分たちのペースを変えていくことで、相手チームが動きを読みにくくすることが勝利につながったと思います。

大会前に優勝候補と言われてましたが、プレッシャーに打ち勝つコツは?

Jared

正直、プレッシャーはありました。特に「KaiZer」に負けていた最初の2試合はミスも多かったです。ただ、1試合勝つことができればパワーも沸いてきて、調子も上がってきました。

Leafi

0-0で始まる、まず最初の試合に勝つことで波に乗れて勝利を確信できます。

日本に来てみての感想や行ってみたいところ、体験したことなどあれば教えてください。

Madness

日本は夢の国みたいでした。

Jared

渋谷に行ってみたいです。

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時間がなくて行けなかったのですが、京都の竹林はぜひ見たかったです。

明日の朝には帰られるとのことですが、おいしいものは食べられましたか?

Jared

牛カツを食べました。

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辛口ラーメンです。

Leafi

同じくチャーシューメンです。

Madness

牛肉が入っていたラーメンです。

みなさん、ラーメンがお好きとの事でした。

特別なプレートの制作が決定!

優勝した「Jackpot」を賞して、チームのみなさんのインクリング・オクトリングがあしらわれた特別なプレートの制作が決定しました。

Nintendo Switch本体で見られるゲームニュース「イカ研究所通信」より後日配信を予定しているそうですので、お楽しみに!


「マリオカート8 デラックス ワールドチャンピオンシップ 2024」も同日に行われておりましたので、気になる方はこちらの記事もご覧ください。

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